しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

三という数字から

エンジェルナンバーやら、数秘術やら、

数字に纏わる意味や概念は、

ネット検索すれば、今時は、いくらでも

出てくる時代になりました。

 

たまに、知り合いから、

最近、22ばかりに出会うのだけど、

44ばかり目にするけど…

どういう意味?というような

問い合わせをいただくことがあります。

たしかに、気になりますよね。

 

そんな数字ですが、

そんなにこだわり続けてしまうと、

かえって縛られて苦しみが生まれてしまいます。

なんでもかんでも、スピリチュアルに繋げて考えることは、決して良いことにはなりませんので、適度に楽しむくらいにしておいてくださいね。

 

 

さて、今日のブログでは、

三という数字から、

自分を調える話をお伝えします。

これは、先日行った「ここたまお話会」でお伝えしたことのまとめでもあります。

 

それには、まず先に、三という数字の持つ意味をお話しなければなりませんね。

 

 

まず、物事は1つで生まれ、2つになった時に異なる性質が表れ、3つ目が現れることで無限の可能性が広がっていきます。

 

【1】という数字

モノゴトが生まれることを表します。

始まりを意味する数字でもあります。

 

【2】という数字

二元性を表します。

二元性とは、一つの事象に対して、二つの原理があるということです。

相反する両極の性質を持つ存在が成り立っていると捉え、「陰と陽」「善と悪」「正と負」「光と闇」「過去と未来」「肉体と精神」「男と女」などのように、モノゴトを二つの性質に区分けして考えることを表します。

この世の中の一般的概念は、二元性に基づいていると言ってよいかもしれません。

ただ、このように物事を2つに分けて考えてしまうと、二元対立が起こりやすくなります。

 

 

【3】という数字

二元性を統合することで、次に行きつく次元を表す数字といわれ、「安定」を意味する数字とも言われます。

 

 

私たちの住んでいるこの世界は、三次元世界と言われますね。

縦・横・高さという3つの座標で表される広がりから成り立っていることで、三次元といわれるわけです。(でも、ほんとのところ、時間という概念も入って出来上がっている世界なので、個人的には、3.5次元だと思っています…それはさておき)

 

この世界は、

「過去・現在・未来」「上・中・下」「朝・昼・晩」「司法・行政・立法(三権分立)」など、

「三」で表される表現が多く見られます。

 

三を用いる諺も多いです。

「三人よれば文殊の智慧」

「三度目の正直」

「三本の矢」

「朝起きは三文の徳」
「三日坊主」
「仏の顔も三度まで」
「三顧の礼」…等々

 

また、三角形は四角形に比べて「強い」構造を持っている安定した形で、建築物や橋の設計にもよく使用されている形です。

三角形のトラス構造を持つ梁は、力を均等に分散するので、非常に安定性がよくなっているからです。

 

おむすびは、三角形の形をしていますが、

昔の日本では、山は神が降りる場であると考えられていたことから、山を模ることで、神様のパワーをお授けいただき、神結びするという意味を持つことから、三角形に握られたと言われます。

(おむすび🍙…という名は、古事記に書かれている天と地が分かれて初めて出現した五穀豊穣の神様『高御産巣日神(たかみむすびのかみ)』と、『神産巣日神(かみむすびのかみ)』から名前をいただき「おむすび」となったという説があります)

 

 

さらには、物質を形成する原子も、安定を求めて三角形に並ぶ性質があります。

 

御神事は、「三」が基本となっており、

「神の気(エネルギー)」

「場の気(エネルギー)」

「人の気(エネルギー)」

が、必ず必要です。

そして、御神事を行う人数も、「三人」が基本です。(イレギュラーもありますけどね)

 

 

なぜ、こんなにも、「三」という数字が用いられるのでしょう。

それは、人間界や自然界を包括する宇宙の法則の中には「三位一体」という根本原理が存在しているからです。

「三位一体」は『安定』を作る概念なのです。

 

 

ということで、「三」を意識して、

自らを安定へと導く調え方をお伝えしたいと思います。

 

以前の記事にも書いてありますが、

この世に生きる私たちは、

「肉体」「精神」「魂」の三つが揃って、

『人』として存在しています。

 

そもそもは、それぞれの魂の世界から、

この地球に向かってやってきたわけですが、

魂だけでは、この地球に存在することはできませんので、肉体という器を持つわけです。

(↑その話は、以下のリンク先に物語調にして書いてありますので、上から順番にご覧になってみてください。

もう読んだ方もいらっしゃると思いますが、

もう一度、読み直してみてね。)

 

https://nekota-nekokichi.hatenablog.com/entry/2023/02/09/133421


https://nekota-nekokichi.hatenablog.com/entry/2023/02/10/171413


https://nekota-nekokichi.hatenablog.com/entry/2023/02/12/191953


https://nekota-nekokichi.hatenablog.com/entry/2023/02/13/113554


https://nekota-nekokichi.hatenablog.com/entry/2023/02/13/214531


https://nekota-nekokichi.hatenablog.com/entry/2023/02/14/202626

 

https://nekota-nekokichi.hatenablog.com/entry/2023/02/15/205659

 

https://nekota-nekokichi.hatenablog.com/entry/2023/02/16/212549

 

 

話を戻しますと…

その器である肉体

実は、地球上では、これが一番大事になるわけです。

なぜかといえは、肉体がないとこの世界にいられないから。

もちろん、心も大事ですよ。

ただ、体の声を聴くことから始めた方が、

心も調いやすいと、たくさんの方をみてきて感じるようになりました。

もちろん、体はいずれなくなりますので、

体ばかりを追っていてはダメです。

肉体に執着しすぎると、精神とのバランスが崩れてしまいますから。

 

だからこその「三」であり、

肉体、精神、魂の三点からのアプローチが必要になるわけです。

 

 

体を調えるのに、大切なのは、

これまた何度も伝えていますが、

【呼吸】なのです。

現代人の多くは、呼吸が浅く、

新しい酸素が体を巡ることが少なくなっています。

使い古された酸素が、体中を巡っているようなイメージを持ってみてください。

これでは、脳にまで新鮮な酸素は届いてなさそうですよね。

体内に残っている古い酸素を、体からしっかり外に出して、新しい酸素を体内に取り入れる。

そのためにできることは、『呼吸』です。

息を吐き切ることを意識して、長く吐き出し、

息を吸うという呼吸法は、ヨガや太極拳などを習えば、最初に教えてくれるくらいに大切な手法です。

 

この呼吸をする際も、

体の「三」点を結ぶよう意識をして、

呼吸をするとよいといわれます。

 

やり方は、文字にすると難しいので、

今度、動画でも撮って、YouTubeにアップしてみようかと思います。

(やるやる詐欺にならないようにしなきゃ💦)

 

さらには、呼吸が調うと、

体内の三点の臓器の機能が整うという話を聞いたことがあります。

簡単な説明となりますが、

呼吸法により肺が開くことによって、

心臓が整い、

新たな酸素が体内(血管)を巡ることにより

腸と脳が活性化するというのです。

 

 

 

安定へと導くために、

「三」という数字を上手に生活に取り入れて

いってみてくださいね。

 

 

 

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