しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

地球に生まれしひと〜流転〜

地球に生まれしひと1〜5までは、

魂が初めて地球という星を知り、

地球に誕生する流れを、Aくんという存在を通してお伝えいたしました。

 

さて、そのAくん…地球での人生の物語は、

どんなものだったのでしょう……

ちょっと興味が湧いたりもしますが、そこはスルーして、魂Aくんの人生を終えた後の軌跡を辿っていこうと思います。

 

Aくんは、人間として生まれていた時は、当然、

Aくんという名ではなく、両親が付けた名前を名乗っているわけですが、その人生を終え、肉体から離れた後は、人間時代の名前から離れ、魂Aくんとしての時を過ごしていくことになります。

 

肉体から離れた後…ということは、人としての時間が終わったということなので、人の世では死を迎えたということです。

 

死を迎え、肉体から離れた後、四十九日間は、

人としての記憶と感覚を持ちながら、人としての意識を中心に、馴染みのある場に近いところに存在しています。

肉体はなくなっていますので自由に動き回ることができ、家族や親族、友人、知人などのところへご挨拶まわりにいかれる方が多いようです。

 

四十九日を過ぎると、

人間として生きてきた記憶をそれなりに持ちながらも、魂として存在しているAくんとしての意識へとシフトしていきます。

そのシフトがうまくいくと、流れに乗って、自らの魂の星へと向かう旅へと歩んでいくことができるのです。

 

このタイミングで、まだ人間として生きてきた記憶(強い未練や後悔、恨み、憎しみなど負の感情)に苛まされていると、シフトチェンジがうまく行われず、幽霊や地縛霊などといわれるような霊体として地球に残ってしまいます。

また、未練や心配事、執着などが強く、後ろ髪を引かれてグズグズしているうちに、流れに乗り損ない、自星行きの船着場への道が閉ざされ、直帰できなくなってしまうケースもあります。

 

そうなると『輪廻転生』への道を歩むことになるのです。

 

仏教には『六道』といわれる世界があります。

六道輪廻とは車輪の回転のように、無限に生死をくり返すことで輪回とも書きますが、実際には、

六道といわれるものだけが、直帰できなくなった魂の行き場ではありません。

 

 

 ちなみに…六道といわれる世界のことを書き記しておきますね。

 

・天界

    人間の世界より苦が少なく楽の多い世界。

・人界
     生病老死の四苦八苦がある世界。
 ・修羅界
     独善的な世界。怒りに我を忘れ戦いを繰り

 返す世界。欲望を抑えることが出来ない世界。
 

・畜生界
   弱肉強食が繰り返され、互いに殺傷しあう

    世界。人を蹴落としてでも、自分だけ抜け

     出そうとする世界。

・餓鬼界
    嫉妬深さ、物惜しみ、欲望の塊の世界。

    この世界から抜け出るため、さらに無理を

 重ねる世界。
 ・地獄界
   さまざまな苦しみを受ける世界。

    六つのうち最も苦しみの多い世界。
 

 

 

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