うつしみの星は、
親子の縁、夫婦の縁を結ぶ場所。
親子の縁は必ずあるものですが、
夫婦の縁を持たずに地球に降りる魂もあります。
それもまた、自分が選んだご縁です。
あまり細かく書くと、ここの星の項だけで、
大作の本になってしまいそうなので、
とりあえずは、こんな感じで魂は肉体という器を選んだんだ〜!と、イメージしていただけたらと思います。
さて、もともと地球人でない魂たちが、地球に降りる時、それは、お母さんとなる女性が懐妊する時となるわけですが、実はこの時は、まだ魂本体は降りてはきておらず、先に、器となる肉体の種だけがやってくるのです
だいたい安定期に入った辺りになってようやく、魂はお母さんのお腹に宿っている肉体に入ります。
そこからは、肉体と魂が一つになり、人としての自分自身を育んでいく時間が始まるのです。
ここまでが、魂が地球に生まれるまでの流れです。
うつしみの星(仮名)のような場は、
実は、一つではなく、複数あるようです。
同じ場に集まる存在は、同じ星や近しい星から来ている者たちが多く、感覚や価値観が似ていることが多いと言われます。
地球に生まれ落ちて以降は、
別の場から生まれ出た人たちが、あちらこちらに分散されていますので、親子や兄弟姉妹以外に、同じうつしみの星からやってきた仲間たちに出逢うことは、奇跡に近いものかもしれません。
ここで、おさらいですが、
うつしみの星の同じ部屋で縁を結んだ仲間たち=同じ星からきた魂ではありません。
もちろん、場合によっては、同じ星からやってきた仲間が、同じ部屋に入ることもあるかもしれませんが、確率的には相当少ないと思っていいと思います。
地球に生まれくる時は、自分自身では忘れていたり、気付いていないものですが、実は、複数の神様方から、いろんなものをいただいてやってくるということなのです。
反対に地球から旅立つ時には、いただいたものをすべて手放して、己の魂だけになって帰っていくのです。
必要なのは、感謝の心だけ。
地球に生まれたこと、
地球に生きていたこと、
地球にいる間にいただいたたくさんのご縁、
すべてに感謝して旅立つだけです。
後悔や恨み、憎しみ、悲しみ、愛着、
すべて手放して、
ありがとうの心で、
光だけを感じて…
そうして光を感じ、そのままに受けとっていくと、貴方がこの地球で出逢えたたくさんの光の先人たちが迎えに来てくれていることに気付きます。
祖父母、父母、先に逝った兄弟姉妹、
飼い猫、飼い犬…
貴方の愛していた存在が、
「おつかれさま」と言って迎えに来てくれます。
だからこそ、
こんなにも慈しみをかけてもらい、
たくさんの宝物を授かって生まれ育ってきた
わたし達「ひと」は、
この命を生きる間、自分という存在を、
大切に丁寧に扱っていかなければならないのです。
どんな人生であっても、
どんな酷い過去を持っていたとしても、
気付いたその瞬間から、
人は光に変われるのです。
なぜなら、この人としての核の中に、
光という魂を宿しているから。
その魂が地球に生まれ、育ちゆくために、
たくさんの数えきれない神々、仲間たちの
深い思いを抱いている『私』であることを、
どうぞ知っていてください。
『私』というこの文字に
『仏』が宿っているように