しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

地球に生まれしひと〜流転の果てに〜

魂Aくんは、根の国にお世話になりながら、

再び、人間として地球に生まれるための準備を進めています。

根の国で何をしてるのか?…そんなことまで書いたら、これまた大作の小説になっちゃうので、

ここでは省きますよ〜

一人の人生、魂生の物語を書くということは、

それはそれは長いお話になっちゃいますからね。

 

 

ということで、Aくんは、時期を待ち、

根の国の神様の承認を得て、再び、地球に行くためのうつしみの星へと向かいます。

また同じ星に行くのかって?いえいえ、違うのです。

根の国からは、別のうつしみの星に行くのです。

 

最初にAくんが行ったうつしみの星は、

初めて地球にやって来たとか、久しぶりに、自国星からやってきた魂たちが集う場なのです。

 

根の国などから地球に生まれる魂は、

輪廻転生をする魂なので、地球に生まれるのは初めてではありません。

いわゆる(地球での)前世というものを持っている魂たちです。

 

そこに集う魂たちは、初めてのうつしみの星で出逢った魂たちよりも、ちょっとクセがあって、

なんとなく価値観や感覚の違いもあるように感じます。

 

Aくんは、地球での前世を持ってはいますが、

まだたったの一回です。

そこに集っている魂そんたちの話を耳にすると、

「私は50回目」とか、「オレなんて数えきれないくらいだよ」とか、かなりの強者もたくさんいます。

その中には、「そもそも、自分がどこからやってきて、どこに還るかなんて覚えちゃいないよ」という魂までいるのです。

 

Aくんは、ちょっと怖くなってきました。

「いやいや、僕は、今度は必ず、神様のところに還るから。あの美しくて優しい親神様のもとへ。

そもそも、なんで僕は、地球で人の生を終えた後、そのまま還らなかったんだろう。」

なんてことを思っています。

そうなのです。亡くなってからしばらくの間、

人としての意識が強く残っている頃は、

魂の記憶よりも、人としての人生の記憶の方が強く刻まれているので、地球に未練たっぷりになってしまうこともあるわけです。

 

こうして本来の道を思い出してみると、

Aくんは無性に自分の星に還りたいと、強く思うのです。

それにしても、自分の元いた場所を忘れてしまうなんて、そんなことがあるのか…Aくんは思います。

 

…Aくんじゃなくても思いますよね。。。

 

あまりにも長い長い年月を輪廻転生していると、自分が何処からやってきて、どこへ向かうのか、

なんのためにここに来たのか、わからなくなってしまう魂さん達もたくさんいらっしゃるのです。

 

そうなると、根の国のように、魂を預かってくれる場には、別の星からきた魂たちが溢れかえってしまうのです。

 

さらには、地球や地球界隈に発生してしまった次元の歪みによって、いくつかの問題が発生し、

どこにもいけない魂たちが生まれてしまっていたのです。

 

 

魂が元いた星に還ること。

滞ってしまったその流れを正常に戻し、

魂が還れるようにしなければならなかったのです。

 

ここまで読むと、あれ?と、気付かれた方もいらっしゃるでしょうか。

 

 

壊れた門を直す

通れなくなった道の修復

魂が還るルートを新しく作る

 

このようなワードを、私は何度か、このブログにも書いてきたと思います。

 

すごく壮大な神仕事

それを今、まさになさっていらっしゃるのが、

春蕾光明神をはじめとした大きな神々なのです。

 

 

ところで、根の国やら、うつしみの星やらと、私は日本語表記でお伝えしていますが、それは単に、私が日本語でしか書き表せられないからであって、本来はそのような名ではありません。

また、うつしみの星を通るのは、日本人だけではありませんし、根の国のような場へ赴く魂も、日本人だった者だけではありません。

 

地球上のどこに生まれようと、誰もが、肉体という器を選ぶ星を通ります。

亡くなった後、自国の星へと還れなかった魂たちは、根の国をはじめとした様々な場へと行くのです。

 

地球上に展開されている宗教は、このような話まで書かれているものはほとんどないでしょう。

真言密教の深い教えでは、似たような話が残されていると、その学びを深められた方から聞いたことがありますが、ここまでのことを記したものなのかどうかは、私はわかりません。

 

「地球上に残された書物や文献がどれだけ古いものであっても、それを書いたのが人間である限り、魂の智慧と比べれば、それはとても浅いもの。人が書いたものに依らず、自らの魂の智慧によれ。」と、私は何度も何度も、とある神様から愛あるお叱りを受けていた時代があります。

 

 

自分の知っている知識に、これらの話を合わせようとしても、理解の及ばないことばかりでしょう。

 

また、私の書いていることすらも、壮大な神々の話や宇宙の法からは、ほんのちっぽけな片隅の話でしかありません。

 

私の話すことを信じてほしいとか、信じなさいとかではなく、

今、地球に存在している自分自身が、どれほどに貴重な体験中であるのか、

また、目に見えぬところで、どれだけの神仏たちが、人のため、還れぬ魂のために立ち働いていらっしゃるかを、知っていただけたらと思うのです。

 

 

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