誰もが、魂をこの身に宿して生まれてきたこと思い出せたら…
人間は、肉体と心だけで成り立っているわけでなく、魂の器としてこの肉体を持ち、この地球に生まれ、この世界を体験しているということ。
誰の中にも魂の抱く願いがあり、そのための経験を積んでいること。
この地球という星は、
魂の留学先であるということを思い出せたなら、
この星に生まれ、生きているということが、
どれほど貴重であり、どれほどにありがたいことであるのか気付くことができるでしょうか。
たとえば、留学先のお世話になっているお宅の家で、ゴミを投げ散らかし、庭を掘り返したり、荒らしまくり、好き勝手なことをする人は、どれくらいいるでしょう?
自分から望んで向かった先で、そんなことをしたら、そのお家の方はもちろんのこと、その留学に携わってくださった方々から、愛想を尽かされ、信頼すらも失ってしまいます。
実は、魂を乗せている私たち人間は、
こちらの世界に生まれてきて、そんなことをしてしまっています…💦
人として生きている以上、どんなにわかっていたとしても、そこに加担してしまうものです。
それなのに、地球も神様も怒りはせず、人間の気付きを待ってくださっています。
「忘れちゃってるんだもんね。仕方ないね。
でも、ここに生まれたことが、どれほど勇気のいるチャレンジであったのか、そして、特別なことであったのかを思い出せたらいいね…」
そんな思いで見守ってくださっているのです。
一人一人が、それぞれの願いを持ち、
この地球という世界に降り立った存在です。
価値観の違う星から生まれ、その価値観の違いを知るために、それをまた楽しむために…
すべてを思い出す必要はないけれど、
自分も魂を宿す存在なのだと、
一人一人が、本気で受けとめてくれたなら、
世界は平和へと導かれていくのではないか…
そんなことをずっと思い、願っているのです。
この世界は、矛盾だらけです。
それでも、この世界に、この宇宙に、
存在するあまねく存在が、和らぎに満ちていられるように…穏やかに平安の光に包まれていられるように…と、願ってやみません。
私に伝えられることは、すべての人の中に光はあり、魂の願いを持っているということ…
シンプルなことですが、そこに至らぬ限り、問題の本質に辿り着くことは難しく、真の平和を創り出すことも難しいのだろうと思っているのです。