宿命…とは
・もともとそう定まっていて、それを変えるのは不可能であるように思われるさま
・仏教用語で、宿世の生命、前世の生命、過去世での受報の差別、善悪苦楽などの総称
という説明が出てきます。
言葉というものは、それぞれの感覚で少しずつ意味合いを変えてしまいますし、時代によってもニュアンスが変わりますから、受けとめ方は様々でしょう。
本来、宿命というものは、説明書き前者の意味合いで、もともとそう定まっていて、それを変えるのは不可能…というものに該当します。
さらに噛み砕くと、魂そのものが魂世界から持ってきたそれぞれのテーマ、課題、願いなどのことを言うのです。
さて、この宿命というものですが、
本来は、魂が持ってきている願いのようなものですので、きらきら輝いている珠のようなものだと思ってください。
これは、自分(魂)が選んで持ってきたものなので、こちらの世界(地球)では、取り替えることはできません。
この光を持っていきた〜い✨と思って、自分で選んだものだからね。
けれど、人間である私たちは、ともすると、宿命という言葉に囚われて、これが自分の人生のテーマであると決めつけてしまうことがあります。
それでは、本来の魂の道に枠をつけてしまうことになるので、魂存在としては望ましいことではありません。
たとえば、先祖から子孫に繋がれていく流れの中に宿命がある…と思っていらっしゃる方が多いのですが、(今日もそのようなメッセージが送られてきました)
それは、宿命とは違うものなのです。
先祖から子孫に繋がるものは、その家の人々が、代々引き継いできた習慣や思想です。
善し悪しではなく、その時代背景よっても大きく意味を変えてしまうものであるにも関わらず、
その考えや習慣に捉われ続けてきた、その家の人間が作り上げた轍でしょう。
先にも書きましたが、
宿命とは、魂そのものが宿してきた願いであり祈りです。
魂の色は、その人それぞれの中に宿るものが発している光です。
魂として誕生した時から抱いている、魂自らの大きな愛や慈しみの光です。
人間に生まれてきたことは、魂としての経験や体験などを積みたいからであって、(魂によっては調査や単なる遊びの場合もありますが)
人間世界の先祖子々孫々云々に絡むことを宿命とはいいません。
その家系に生まれ育ったからその宿命を受け継ぐのではなく、その家の習慣や思想などが作りあげてしまった業(カルマ)から、
現在生きている人間は、気付きを得て、進化していく必要があるのです。
残念ながら、人間の生を終えた後に帰還することができなくなってしまった魂が多すぎ、成仏していないご先祖様も中にはいらっしゃるかもしれません。
そのような場合でも、今、この現代に生きる子孫たちが、気付きを得ることで、迷いの中にある方々を共に気付きの世界へと誘うことができ、
成仏へと導くことはできてしまいます。
それができたら、何も、霊能者などにお祓いなどを頼まなくても、家の問題は解決してしまうものなのです。
生きている私たちが、愚痴や文句や不幸にばかり目を向けているならば、
当然、浮かばれていないご先祖様も、そのままになってしまうでしょう。
けれど、今生きている人が、感謝の心で生きるならば、浮かばれずにいた方も成仏できてしまうものなんです。
矛盾だらけで痛みだらけであるこの世であっても、生まれてこれたことに対して感謝さえあれば、神仏に愛され、自らの親神に護られて、
この人間の生をまっとうして還れるものなのです。
家族を大切にする
愛すべき家庭を築く
それは、魂として、小さな輪(グループ)に於いて、愛の実現を体現するのに、とても重要な意味を持つでしょう。
小さな輪だからこそ、満つになる関わりが築け、その分、善きも悪きも経験できますからね。
魂そのものであるならば、
相手のやり方や価値観の違いにぶつかることもなく、うまく立ち回れるのでしょう。
それができないのは人間になっちゃってるからでしょうね。
それもまた経験してみたかったことの一つでもあるのでしょうけれど、
人間になっちゃうと苦しみの中にハマって抜け出せなくなっちゃう。。。
それでも、人間やってる時間なんて、そんなに長くないですからね…
より良く楽しく生きながら、この世界を平和へと導くために、自分は何ができるのかを考えて、
行動に移すことができるならよいですよね。
この自分という人間を通して、
私という魂は何を感じたかったのか、
そこに意識を向けてみてください。
少なくとも、魂さんは美しい光を放つ美しい存在です。
その美しい私は、この世界で何を知りたかったのか、何をしてみたかったのか…
これから、何をしてみたいのか…
満たされる気持ちになる方へと意識を向けてください✨
あなたには、あなたにしかない光
あなたには、あなたにしかない花かあることを
自分が信じてあげられるかどうか…です🌸🌼🌺