すべての人の中に、魂の智慧というものが宿っています。
それは、自分の魂が経験し、知り得てきたことで、当然の事ながら、人間である私たちの智恵や知識では到底及ばないものです。
私たち人間は、この地球に生まれ、生きる上で、
お世話になる地球や、様々な命や存在、地球に纏わる神様方などなどに向けて、己の中に宿る智慧を使って、自分のできる方法で御礼や恩返しをすることを、一つのミッションとしています。
実は、これが、地球に降りる際の最初の約束なのです。
けれど、私たちは人間になってしまうと、
その約束をしたことすら忘れてしまいます。
前にも書きましたが、
そんなことは充分お見通しの親神様は、
「地球に降り立って、ここでの記憶を忘れても、
この約束を思い出すというミッションを達成することができるかい?」とお尋ねになるわけです。
「は〜い!かならず!がんばります!」とかなんとか、きっと調子のよいことを言って、約束して、地球にやってきた魂さんたちですが、
やっぱり、人になっちゃうと忘れちゃうのですね。
ここに書いたように、魂としての一つの約束は、地球のため、地球の神様方のため、地球に存在する人々やあまねく命の平和のために、
『自分の魂の智慧を使って』恩返しをすること。
そのためには、『自分の魂の智慧』を思い出すことが、本来のミッションの一つです。
魂が積んだ経験「智慧」は、潜在意識の中に泉の如く湧いています。
けれど、私たちは、人間になってしまうと、
その『智慧の泉』の存在すら忘れてしまいます。
当然、その智慧を湧き上がらせる方法もわかりません。
では、どうしたら、その智慧の泉に辿り着くことができるのでしょう?
智慧の泉にリーチするために必要な第一のことは、自分の光を、自身で感じとることなのです。
そこから、自分の中にある智慧を引き出してくる。
どうするかというと、思考をストップさせて、
無我の境地になることです。
(ここでは、そのやり方の説明は省かせていただきますね。知りたい方は、ワークショップや研鑚会などにご参加ください。文章だとわかりにくいから…)
さらには、自らで、【智慧の宝蔵】へアプローチし、その扉を開けることまでをミッションとしてきているのです。
(この【智慧の宝蔵】とは、その人の魂が存在していた『星の神』によって創られた智慧の国立図書館みたいなものとでも思ってください。)
ただ、魂として、戻るべき自身の星に戻れなかった存在が多くなり過ぎて、
その存在たちが、ぐるぐる地球と地球界隈の場とで、輪廻転生ばかりを繰り返しているから、本来のミッションがわからなくなっている。
いつのまにか、
生まれてきた意味や魂のミッションが、
人間として生まれた前世の因縁の解消や、
先祖代々のカルマの解消などという、
この地球上で人として生まれた時に培った「人の経験」に基づいたものに成り下がっているのです。
そして、霊能者や占い師と言われる方々もまた、
輪廻転生を繰り返している人であり、
そもそもの魂のミッションを忘れていますので、
そんなことしか観ることができなくなっています。
人は、見えないものの力で、いとも簡単に狂わされていくものです。
見えないものにすがり、依存し、
または、それを信じ込み、自分の中に妄想を創り出す。
苦しみが多い人ほど、そうなってしまいます。
「神事は、一つ間違えれば人は狂うもの」と、私は、ずっとずっと神々から言われ続けてきました。
だからこそ、この力を誇示してはいけない。
人を狂わせてはいけないと、自分に言い聞かせて生きてきました。
それであっても、私に依存してしまう人は発生するし、
私の言葉のみを信じてしまう人もいます。
でも、それではだめなんです。
私のブログは、たぶん、他の方が書いているブログよりも、ちょっと難しいかもしれません。
なぜなら、この世の中の一般的な知識として出回っていないからです。
(私の伝える教えは、真言宗密教の奥義の中にしかないとのことを伺っていますが、直接拝見したことがないので、真実かどうかは知りません。)
魂が求め続けているのは、光という「神理」そのもので、それは、思考からは生まれてこない絶対的な自分の中の感覚と智慧によって引き出される以外にないのです。
だから、他の方の言葉も、私の言葉さえも、
見聞きしたら、それはそれとして、
自分の感性へと意識を向け直してください。
人の書く文章を読むだけでは、
自らの魂の記憶にアプローチすることはできませんから。
実は昨夜、この記事の内容をお話会でいたしました。
…そんなに簡単にできるとは思えない。
生きてるうちに、一体どれほどの人がそこに行き着けるの?
できなければ、死んだ後どうなるの?…というようなご質問がありました。
たぶんきっと、ほとんどの人は思い出せないでしょうね。
けれど、自分の中に魂が存在していて、
そこには魂が経験した智慧がたくさん詰まっていること、その魂は、無尽蔵に湧く智慧の泉に繋がっていて、もっといけば、智慧の図書館をも使えるんだ〜!
私にも、そんな素晴らしい光とミッションがあったんだな〜と、知っていただくことが大切なのです。
思い出せなくても、この世界に生きていることが特別なことで、ありがたいことで、
この瞬間瞬間の出来事や出逢いが、超特別なことなんだと思えること。
魂の光がキラキラ輝くように、日々、感動して感謝して生きることです。
できない自分はダメではありません。
魂としては、それすらも経験です。
魂が最初に誓った約束とミッションがあるということだけでも知っていてくださいね。
追伸
智慧の泉は、魂として経験してきた学びです。
智慧の宝蔵とは、それぞれの星の神が所有している智慧の図書館のようなものです。
さらには、それぞれの星の神が所有している智慧が大集結する大きな大きな智慧の大図書館みたいなものがあります。(もちろん、三次元とは違うので、本がいっぱい並んでいるわけではありませんし、文字がいっぱい並んでいるわけではありません)
『神理』そのものが輝く場
『光の源なる場』
『きらきらと光る智慧の湧水地』
『光の聖地』
『音の聖地』
と言ってもよいかもしれません。
何もないけれど、すべてがある場です。
それは、今時言われているアカシックレコードとは違います。
人間如きが行き着ける場ではありません。魂存在だとしても、みんながみんな辿り着ける場でもありません。
そこに行ってみたいからこそ、魂は、いろんな経験をしていると言ってもよいかもしれません。