生きづらさを抱えている方からのメッセージが、
多く届く昨今です。
不安や恐怖に限らず、
自分自身の育ちや環境に振り回され、
苦しみからなかなか抜け出せない方が、
私の周りには多く集まっていらっしゃいます。
ここからは、
ある方に送ったメッセージの一部です。
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私は全く足りない人間なので、相手ばかりを問題視するのはどんなもんなんだ?と自分のことを省みながらも、パートナーに対して、
「私は貴方の母親ではない。なんなら、女中でもない!」と思うことがよくあります。
彼のお母さんが、そんなに甘えを許していたかと言えば、そんなわけはなく…
むしろ厳しい方でしたので、俯瞰してみると、
男性というものは、理想の母親像を持っていて、その願望が時として妻に顕れてしまうのかも…
なんてことを思います。
逆に、ファザコンの娘だと、夫に父親を重ねようとしてしまう傾向はありますので、男性ばかりが問題なわけでもないのだろうとも思いますが…
一般的に、人間というものは、全体像の俯瞰が下手ですよね。特に、親に対して、家族に対しては、それが強くなってしまう。
主観的に相手をみてしまうから、その視点からのみの影響だけを受けてしまうのです。
相手と心の距離を置くということは、自らを俯瞰して観られる位置に置くということです。
親から受け取ってしまった負の部分に関しては、大人になった私たちは、自分の力で手放して、
自分を調え育てていかなければならないものだと、私は思っています。
他者に振り回されて苦しくなるのは、
相手のせいでなく、自分自身の捉え方に問題があることを自覚しないと、いつまで経ってもこのループから抜け出すことはできません。
さらに言えば、家庭のせい、育った環境のせいにしても、なんの解決にも至らないのです。
ご自身の軸は何なのか、
自分自身はどのように在りたいのか…
それだけを見つめること。
その視点から、
日々の暮らしを見つめ直してください。
苦しみに嵌るクセを持っているだけ…厳しいと思うかもしれませんが、私には、そのように感じます。
そろそろ、
ご自身の魂の願いのみに生きることへと、
心をシフトされてもよい時期に至っているのではないか…
そのように思うこの頃です。
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『本気で生き方を変えたい』と思う方にのみ、
寄り添い続けることへと、私自身もシフトしていくタイミングに入りました。
思いを変えていくお気持ちのない方へのご相談には、返信できかねますことをご了承くださいませ。
香術師範
カウンセラー
スピリチュアルケアアドバイザー
遊月