しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

冷え症と漢方とお香と

小寒が過ぎ、寒さが厳しい季節に入ってきましたね。

 

みなさまお元気にお過ごしでしょうか?

 


私は、若い頃から冷え症だったのですが、雪国山形に11年暮らしたことで、信じられないくらいの冷え症に陥ってしまいました💦

更年期がやってくる40代に、東京から雪国に移住したのは、かなり無謀なだったようです🥲(もちろん、よいこともたくさんありましたけどね✨)

 

 

今まで、冷え症を改善すべく、良いと言われていることをいろいろ試してみました。

山形にいる頃は、毎日、掛け流しの温泉へ通ったり…♨️

 

三年番茶や紅茶、乾姜、お味噌などの発酵食品はもちろんのこと…

 

「白湯」を飲むと、体があたたまり、腸の血行が促され、血行が促されることで、腸の動きが良くなり便秘が改善する…ということで、

私も、白湯を飲んでみました。

夏の季節に、白湯を飲むと「美味しい」と感じられて、とても良かったのですが、冬になってからは、どうも飲めないのです。。。

飲んだ瞬間は、お腹が温まるのですが、少し経つと、なんとなくお腹冷えてるような…な感じがあるのです。

 

「毎日2リットルの水を飲む」

ダイエットやデトックス効果、老廃物が排出されて血管がきれいになるというような健康法もありますが、水分は過剰に摂取してしまうと行き場を失い、内臓や器官などさまざまな部位に停滞し熱を奪ってしまいます。

体温が奪われた結果、血の巡りが悪くなり、体の内部が冷えてしまい、それが、様々な不調の原因となっていくのです。

 

いくら白湯であったとしても、体に入った後は水分なので、お水と同じことが起こるというわけでは?と、知り合いの東洋医学の先生に伺ったら、やはりのお答えがかえってきました。

 

『冷えは万病の元』

現代の医学では、「体温が1度下がると、免疫力は30%以上低下」することが明らかになっています。

免疫力の役割を担っているのは、リンパ球という免疫細胞なのですが、全体のリンパ球のうち70%は腸に集中しているのだそうです。

お腹を温めると免疫がアップするというのは、

そういう理由からなのですね。

 


そういえば、私は若い頃、ずっと子宮内膜症に悩まされていました。

現代では、4人に1人が発症するといわれる子宮内膜症子宮筋腫は、女性ホルモンの影響と言われていますが、実は女性ホルモンだけでは説明がつかないケースがあるのだそうです。

冷えによって血の巡りが悪くなり、血液が停滞することで筋腫が出来ることも要因の一つだと、東洋医学では考えられているのだとか。

 

 

 

…で、結局のところ、

冷え症改善のために、今は、漢方薬を飲んでいるのと、毎日、身体を温める作用のあるお香を聞いています。

 

副鼻腔炎と胃腸の不調とめまいが重なってしまっているので、これはもう、漢方に頼るしかないか…ということで、今の私の証に合わせて、

『半夏白朮天麻湯』を飲んでいます。

 

お香は、抗ヒスタミン作用があり、身体を温める作用のある『丁子』を選びます。

 

お香だけでも、どうにかなるかもしれない…と思ったのですが、副鼻腔炎が酷くなってしまったので、漢方とお香のダブル処方です。


おかげさまで、一番酷かった時期に比べて、改善し始めているようです。

 

 

ちなみに、お香を知るには、漢方を学ぶ必要があるとのことで、香術道を知る前に、漢方を独学で学びました。(義兄が、漢方薬医でもあったので、どの本を読むといいとか教えてもらって…)

けれど、独学ですので、専門家ではありません。

 

香原料は、ほとんどが生薬ですので、漢方と似たような作用機序があります。

けれど、お香と漢方は違うので、イコールにはなりません。

なので、漢方の詳しいことは、漢方医の方に聞いてみてくださいね。

 

お香のことであれば、お伝えできることがたくさんありますので、ご興味がある方は、コメント欄でもメールでもお知らせくださいませ。

 

 

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