『過去の
やれなかったこと
やらなかったことに
後悔を抱くのでなく
未来の自分が
やらないことに
後悔を抱け
やりたいことを
やり残す後悔を
未来に作り出すことを
やめるのだ
生きるは
常に
未来に向けてのみにあり
変えることのできぬ過去に囚われ
今の自分を失い
未来を棒に振ることのなきように』
一昨日、いただいた言の葉。
〜〜〜〜〜
私は、若い頃から思考実験を繰り返す癖があった。
何度も何度も繰り返し、
やらなかったこと、
やってしまったこと、
過去の自分を責め続ける。
そうすることで生まれるものは、
一体、どういうものだろう…
なぜ、わざわざその暗がりにスポットをあててしまうのか。
その暗がりにウヨウヨと集う得体の知れない虫たちを、わざわざ見つけ出す必要があるのだろうか…
そう思いながらも、その暗がりの箱の中に留まることをする時期がある。
もちろん、箱からの出方はわかっているし、どこに向かえばよいかもわかっているからこそ、出来る実験なのだろう。
もう長い年月、そのような思考実験をすることはなかったけれど、
ここ数日、このところの自分の行動を省みながら、いつしかその箱の中に入っていた。
入っていった…のかもしれない。
あれやこれやと心の奥底、隅々までも、
ツンツンツンツン突っついて、
自分を落としてみまくった。
もう何度もやってきてることだから、
落ちても戻ってくることはわかっているけれど、
落ちている間は、それなりに苦しい。
自分のことが嫌いになる。
そもそも、私は若い頃、自分のことが本気で嫌いな人だったから、そこまで落とすことはしない。けれど、自分の過去を恥ずべきことと思うくらい落ちてみた。
底の底まで落ちきってみると、浮上するしかなくなるので、自然と本来の私に戻ってくる。
そして、戻ってきた時にいただいた冒頭の言葉。
常に 生きるは未来に向けてのみ。
今という瞬間を見失うことなく
未来のために
未来に生きる次代の人々
あまねく命のために…
生きよう