自分の人生
運が良かったのか
悪かったのか
誰かに比べれば
良く見えて
誰かと比べれば
悪く見える
運勢なんて
そんな程度のものだから
客観的に
よいところだけ探して
幸せだったな
ありがたかったな
…って
それだけで生きていけばいい
誰も私の代わりにはなれないし
私は誰にもなれないの
神さまの声が聞けることが
幸せなのかと尋ねられたら
私はそうではないと答えるだろう
もし
この道が拓かれなければ
別の幸せがあったと思う
この道を歩いてきたからこそ
知ることはあったけれど
この道を選んだからこその
苦難や悲しみ 孤独もあった
どんな人の人生にも
美しい思い出があり
傷深き過去もある
汚れた自分も隠し持つ
まっさら綺麗なままの人生なんて
どこにもあるわけがない
自分を被害者に仕立てあげ
可哀想な人として憐れんで生きるのか
加害者として作り上げ
自分を責め続けて生きるのか
それほどまでの経験をさせてもらったと
傷つき傷つけた過去を学び深きと誇りに思い
胸を張って生きるのか
すべては
自分自身の心によって
決まるものなんだよ
過去の傷に囚われて
その光を隠し続ける
君に伝えよう
そこに生きているのはあなた
そこに輝く光はあなた
見てごらん この世界は
まだあなたが知らない輝きに
満ちているから
