空が美しくて
なんだか涙が溢れてきた
夕暮れの刻
部屋の窓から漏れる灯
こども達の笑い声に
なんだか胸がいっぱいになった
なんでもない当たり前の風景の中に
たくさんの愛と優しさが詰まってる
社会はこんなにも不安に満ちて
痛みが溢れているけれど
この世は愛に満ちている
今 ここにある小さな幸せを
真剣に感じ取って
この先の遠い未来にまで
心を寄せることができたなら
今起こっている大きな問題に
本気で向き合うことが
出来るんじゃないかな
なんでもないフリをして
大したことないフリをして
今の自分たちだけの幸せに
心を寄せていたならば
いつか大きな苦しみを
この国に この世界に
残してしまわないのかな
本気で闘わなければいけないのは
自分自身の弱さだけだ
政治家だけが問題なんじゃない
誰かのせいにしていたって
この世の中は変わらない
見えない世界にばかり心を寄せて
アセンションを求めていたって
本気で行動を起こさなければ
何ひとつ変わるわけはない
ここからしか始められない
小さな一歩だとしても
動かなければ変わらない
ナウシカになりたいな
優しさという強さをもって
矛盾をすべて包括できる勇気を
自由に空を飛べる強い意志を
自らの中に見つけ出して
笑いながら
時に涙しながら
歌をうたいながら…
*これは8年前に書いたものです