しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

2011.1.5 坂本龍馬からのメッセージ

政権を変えれば

世の中が変わるかと言えば

そういうものでもない 

変わらねばならぬのは 

一人ひとりの意識


明治維新というものが起こり
明治政府というものができ 

自由といわれるものは生まれたかもしれない
だが根本的に変わったのは

次を夢見る力を失ったことだったんじゃないか・・・

 

わしは幕府を壊したかったわけじゃない
幕府は幕府 朝廷は朝廷
それぞれ両立した組織というものがある中において
階級制度というものを失くしていくことの大切さを思っとったんじゃ


壊せば壊される
潰せば潰される
世の中のしくみは対立という

小さな枠から離れんとならんのじゃ


人が笑って暮らせるしくみ作り
それは昔も今も同じことじゃろ
誰かが得をするしくみでは

世の中はようならん


なにかを壊して新しいものを作り上げる既存のやり方は対立を生むだけじゃ


誰かを叩くことでは

真の答えは見つからん


まずは

自分が作り上げられるものを作ること
大きな夢を持ちながら
今 自分ができることを行うこと

自分が出来たこと やってきたことに

目をくらませては
次の流れは呼び込むことはできんよ

 

潮の満ち引きは

いつの時にも起こるもんじゃ
時代はいつも流れちょる

大事なのは自分の信念が波にのまれて
泡と消されてしまわないことなんじゃろう

 

人の心 人の世を

変えたいと思うちょるなら
まず自分自身の動きが変わらんとならん

自分の信念がまっすぐに動いていれば
おのずとそれに共感するものがついてくる


わしゃのう 土佐の海が好きじゃった
ととさん かかさん ねねさんが好きじゃった
いつもその土佐の波に心を寄せて
その人たちが その海が

喜んでくれとろうかと思うて
自分の歩みを省みておった

人は生きる限り心のふるさとを持たんといかんのじゃと思っとった

 

一番に後押しをしてくれたんがねねさんで
「つき動かされる思いがある」ちゅう話をしたら
「それは あんたの神さんやき 大事にせんといかん」と言うてくれた


男は大事なもんがあって 

守るもんがあって
はじめて強うなれる
身の内に大事なもんを抱えてはじめて
その足で立って強うなれる存在じゃと思う


この世には、男と女しかおらん
男は大義を持って志を持って生きる性
女子はその大義 命を支え 

次の命を守り育てる性じゃ

こどもは国の宝
それを消してゆくこの国は

死に向こうとる
あんたさん達が見にゃならんのは
死にゆく未来でなく 生きゆく未来じゃ


人としてのありようを
日本の国としてのありようを
一人ひとりが向き合って考え行動せにゃならん時期がやってくるじゃろう

 


2011年1月5日 メッセージより

 

世界が大きな揺らぎの中にある今

このメッセージをこちらのブログにも

残しておきます。