2021.3.12
「ブレイブ-群青戦記-」が公開され、
現在、大ヒット上映中とのこと。
嬉しいですね。
天外者に続き高評価の上映中の作品に、
僕の遺した作品を愛してほしい…と仰っていた春馬くんの言葉を思い浮かべていました。
一年位前の春馬くんのインスタで、
乗馬シーンの動画がアップされていたように記憶しています。
颯爽として凛々しく美しい乗馬姿でした✨
「役者とは役を演ずるのでなく、
役を自らと一つとすること」
昔、某著名演出家の先生に言われた言葉。
2016年 キンキーブーツを観劇する機会に恵まれたのですが、
春馬くんのローラを観た時、
まさに、演出家の先生が仰っていた言葉を体現していらっしゃる本物の役者さんだと感じ、これがきっかけで、
三浦春馬さんという役者さんに、心惹かれるようになりました。
イケメン俳優という言葉は、春馬くんには失礼と感じるほど本物の役者魂を持った役者さんだと思いました。
二週間位前だったかな…
春馬くんとお話する機会があったので、
私の抱いている三浦春馬像を伝えてみました。
彼曰く
「僕は何かしていないと、自分の存在意義がわからなくなってしまうタイプの人間だったので、目の前に置かれた課題に向かって、真剣に取り組める方が生きている実感を持てたんです。だから、逆に、何もできない何もしていないと自分を見失う。というか、そもそも自己肯定感が低かったんでしょうね。
いい人でいなければいけないとか、ねばならないと自分自身を雁字搦めにしてしまうことが多かった気がします。」
理路整然とご自身の人間性を語って聞かせてくれる姿は、生前の美しい春馬くんそのもので、なんだかとても不思議な感覚です。
春馬くんは仰います。
「生きていること、それだけで、実は十分過ぎる程にすごい体験をしていて、それだけでよかったんだ」と。
これは、私もよく伝えさせていただいていることですが、肉体を離れ魂となられた方は、一様にそのようなことを仰るのです。
「世界は愛に溢れてる。
誰かに認めてもらわなくても、
すでに存在そのものが認められていて、
愛されていたんだと気付きました。
みんなを悲しませ、傷つけてしまった僕が、こんなことを言うのは反則かもしれないけれど、僕のような道を辿ることをしないためにも、自分という存在がどれだけ尊くて、愛されているかを知っていてほしいと思うんです。
もし、僕がこの事実を、生前にはっきり認識して自覚していたら、もっと自分自身のことも愛せたし大切に扱えたと思うんです。
僕は、何かができていなければ自分という存在は赦されないものだという感覚にいつも捉われていました。
条件付きで愛されているんだと感じてたんです。条件が満たされなければ愛されないと……」
私はカウンセラーとして、30000件超のご相談対応をしてまいりましたが、こういう風に思っていらっしゃる方は本当に多く、これは日本の慣習、教育、強いては、社会そのものに問題があると感じています。
みなさまが周りを見渡した時、
春馬くんのような思いを抱えていらっしゃる方はいないでしょうか。
もしくは、ご自身がそのような思いを抱えていらっしゃいませんか?
誰しもの魂にも、魂の願いがあり、胸の奥に美しい光を抱いています。
この星での人生が苦難に満ちてあること
を知っていながら生まれることを望みます。
9月24日記事「生まれてくる時の三つの約束」にも書きましたが、
魂は、強い願いを持って、約束を持って生まれてくるのです。
そんなにも願い願って、こちらに来られたのに、自分のことを愛せなかったり、認められずにいるとしたら、それはとても悲しくて、悔しいことではないでしょうか。
私自身、若い頃は、自分の存在意義がわからず、また、自分のことが好きになれずにおりました。
振り返ってみれば、それもまた必要な経験だったと思えますが、自分を嫌いでいることは、生きる上で、かなり苦しいハンデを自分に課しているようなものだったと思うに至りました。
自分のためだけでなく、他者のためだけでなく、どちらも含めて、その存在価値を認められるようになれたら、大きな悲しみを伴う出来事は減ってくるのではないか……
この日は、そんな話を春馬くん(の御魂)と延々話をしました。