鏡を見て
「よし!今日もイケてる✴️」って思える日
ひと月に、どれくらいありますか?
あれ?そんなこと思ったことないかも…
なんて仰る方…まさか…いません…よね?
…ってなことを、ワークショップなんかで聞いてみると、かなりの確率で、
「そんなにちゃんと鏡見れない」
「イケてるなんて思ったこと、一度もないです」というお返事が多いんです。
自分のこと
好きですか?
かくいう私、実は、若い頃はずっと、
自分のことが嫌いでした。
私の場合、自信がないという理由ではなく、
自分という存在そのものを許すことができませんでした。
なんでそんなに自分を許せなかったのか…
そこには、複雑な家庭環境というものが横たわっています。
そこにフォーカスすると、ちょっとページが足りないので、機会があれば書くことにします。
話を元に戻すと…
自分を嫌いなままで生きていると、
自分に❌をいっぱい付けていくことになるので、
実は、生きていることが、むちゃくちゃ苦しいし辛いんです。
自己の存在否定をずっとやり続けているわけですから、生きてる意味を見つけられなくなります。
私の場合は、複雑な家庭環境ではありましたが、父と母の仲がすごくよかったことと、両親から愛されていることがわかっていたので、両親を悲しませることはできない…と、命を絶つことを踏み留まっていました。
けれど、私の心の奥には常に、
「私はここにいたらいけない存在」
という思いがありましたから、
生きていることそのものが辛くて仕方がありませんでした。
優等生であること
何でも出来る人であること
そうやって、自分自身を型づくり、
条件を付けた上でのみ、自分自身の存在を認めていました。
家族みんながまあるくなるように
みんなが笑っていられるように
その「みんな」の中に
私は入っていませんでした。
完璧主義者でしたので、
100でなければ、0でしかないのです。
本来的な私は、あまり深く物事を考えず、
直感的で、好きなことだけしたくて、
突っ走ってしまうタイプだと思うのですが、
人の性格は、その人の育った環境で大きく変わっていってしまうということですね。
では、環境によって型づくられた自分は、
そのままの型にはまって生きていくしかないのか…というと、そんなことはありません。
ただ、慣れ親しんだ自分の思考や習慣を手放していくというのは、そんなに簡単なことではないこともわかります。
自分を好き💗でいられている人は、
それだけで十分だと思いますが、
そうでなければ、ここから、
自分自身を好きになることをスタートしてみていただけたらと思います。
どうするとよいのか…
自分自身に❌をつけるのでなく
⭕️をつけていくのです。
些細なことからで構いません。
たとえば、美味しいものを食べて
「美味しい💗」と感じられた自分に⭕️
空を見上げて美しいと思えたら⭕️
感動できる自分自身には、⭕️をつけてあげるのです。
ちょっぴり親切にできたかもと思えたら💮
それを、繰り返していくのです。
そんなこと?と思うかもしれませんが、
習慣になると、それは知らぬ間に自身に身についているものになるのです。
九九を覚え始めた時、
どうしても 六の段や七の段 八の段が覚えられないとかありましたよね?
でも、毎日、暗唱していると覚えられたでしょ。
それと同じようなものなんです。
もし、これを読んでくださっている貴方が
自分のことを好きになれなかったり、
自分を責めてしまいやすい方であったら、
試してみてください。
どんな人の中にも
美しい光が宿っています。
それを 輝かせられるのは
誰でもない 自分自身であるということを
知っていていただけたら嬉しいです。