人間の思考の枠は、
思っている以上に強くて重たい。
「こうじゃなきゃならない」
「こうあるべき」
そうやって、自分のことも他人のこともジャッジして、どんどん枠にはめていく。
その枠に見合わない者は、
ダメな奴、できない奴、悪い奴…
という負のレッテルを貼って。
思想は、その国、その時代によって、
いくらでも変わっていく。
正しさを主張する力が強い程、
人々は、その思想に感化され、
自分の思考もその枠に囚われていく。
その思考の先にあるものは、
一体、なに?
誰かの幸せに繋がるものだろうか?
みんながそう言うからという理由であって、自分で考えて答えを導き出したものではないのではないだろうか。
呪縛
わたし達は、誰かが作り出したあやふやな思想の波に乗らされているのだということを、忘れてはいけない。
大切なのは自分自身の志であって、
誰かが唱える思想ではない。
自分の心の奥にある真心にのみ、
誠実にあればよい。
枠を外そう
思考の枠を
枠を外して、そのままに、
大いなる自然と繋がってみれば、
そこに自分と繋がる一つの大きな根に気付く。
わたしの命は私のものであり、
美しき心は私の宝である。
思いは現象世界に形を作り出し、
わたし自身の命をも、さらに輝かせてゆく。
私の生き様を決めるのは、
私自身の心であって、
他者の心ではないのだ。
私の心は私の魂に繋がりゆくものであり、
私の魂は、美しき光によって創られているものなのだから。