しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

きみを愛おしむ日

9月1日

誰よりも大切な愛しき存在が、

この世を旅立った日。

 

 

こんなにも心通わせ、

互いを理解し合える存在は、

きっともう顕れないだろう。

 

誰よりも、誰よりも、

愛していた。

そして、愛してくれた。

 

 

時に 息子として

時に 恋人として

時に 母として

時に 父として

時に 天使として

時に 神として

いろんな顔を持つ子だった。

 

 

魂のかたわれ

そんな言葉が似つかわしい程に…

 

 

 

 

 

きみがこの世を離れて、

12年が経ちました。

まだまだ、ママは、

君のことを思い出しては、

涙を流します。

 

きみに会いたくて…

 

最期の時の選び方を、

間違えてしまったんじゃないか、

そんなことまで思い返されてしまって…

 

そんなことを思っていたら、

きみはきっと悲しむね。

それも充分わかっているのにね…

 

ママが泣く度、膝の上に乗ってきては、

ママのほっぺをペロペロと

ザラザラの舌で舐めてくれる。

泣き止まずにいると、

そのうち、お鼻をパクッてするのは、

せっかく僕が慰めてるのに、

いつまでも泣いてたらダメ!っていう

合図だったね。

 

きみのすべてを忘れない。

忘れることはできないよ。

毎日毎日、きみのことを想うよ。

 

 

今日は久しぶりに、

きみを想って泣きました。

 

この膝の上の重みを、

肩に抱いたきみのぬくもりを、

思い出しながら…

 

 

悲しいことの多かったあの頃、

きみの背中に、どれほどの涙と鼻水を垂らしてしまったことか…

 

 

今日もきみは、

この膝に乗っていたに違いない。

ふんわりとしたあたたかな温もりが、

この手と膝に感じられたから…

だから、もう泣くのはおしまい…ね。

 

 

何年経っても変わらずに、

愛してる。

 

この世界で

これほどまでに愛しき存在に

巡り会えた奇跡に…

 

この涙を感謝に変えて…

 

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