しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

すべての人が特別なんだよ

神様から選ばれた人

そんな人はいない。

 

選民意識など

神仏の高次の世界には

微塵もないものだ。

 

神の声を聞く者

精霊の声を拾う者

動物と話せる者 ……

それらが出来る人が

自分は特別と思っているなら

その時点で 

神の声ではない

「神を語るモノ」の声を拾っているのだ。

 

 

特別になりたがる人間の心は

そう簡単には手放せないかもしれない。

たとえ

それが善意からのもので

人を救いたい

命を救いたい

地球を救いたい…というような

善意の思いであったとしても

 

自分しかできない

自分ならできる

自分なら守れる ……

という幻想にかられている以上

神仏と繋いでいたはずの手は

離れていると知った方がよい。

 

謙虚に振る舞っていたとしても

振る舞っているだけでは

真実ではないし

感謝の意を伝えていたって

心から感謝が生まれたのでなければ

それは単なる言葉でしかない。

 

 

神々が人を選んだわけではなく

その魂がそれを選んできただけ

その魂を乗せた自分が

その役目を果たすために

人として

人間であるゆえのエゴを外し

自らを調えて

その事を為していく

それだけの話だ。

 

 

私は特別ではない。

そして同じく 

誰も特別ではない。

 

私は選ばれてはいない。

自分が選んできただけだ。

この世の神に乞われているわけでもない。

乞われているのは

私の本体が受け持つ光の源だ。

 

 

人であるということは

そういうこと。

 

みんなそれぞれ違うから

それぞれの役割を担うだけ。

 

 

だからこそ

特別ではないし

すべての人が特別なんだよ。

 

 

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