先日、大切な仲間の御尊父様が、
この世を旅立たれました。
その日、友人から電話が2回ありました。
1回目は18時過ぎ頃のことで、
もうそんなに長くないと思うんですが…という話などをし、お父様のご友人達へのお知らせについてなどのお話をしていました。
その電話から1時間ちょっと過ぎた頃、
再び、電話が鳴り「父が旅立ちました」とのご報告をいただきました。
まさか1時間後に、訃報を聞くことになるとは思いませんでした。
ご家族に対しての様々な葛藤を抱き、
時には、強い怒りを止めることができず、
感情を爆発させてしまった…と、
悩みながら、
苦しみながら、
それでも、
今は「父ちゃんの気持ちが一番優先だ」と、
自分を調えながら、
最後まで、お父様に寄り添い続けてきた彼は、
本当に立派でした。
「安心したよ。もう大丈夫だね。」
この言葉は、お父様が亡くなったと電話をいただいてから、2時間程経った時、一瞬、お父様の気を感じた時に、聞こえてきた言葉です。
お父さんはね、安心して旅立てたのだって。
貴方が立派な大人に成長していたことを、
自分の看護のために寄り添い続けてくれた時間の中で、しっかりと感じとったのだって。
だからね、心配しなくて大丈夫だよ。
もう、自分を責めなくていいんだよ。
「死を迎えるということは、どういうことなのか、
僕の身を通して、伝えることができただろうか…」
そんなことを思っていらっしゃったような、
そんな感じがしています。
誰にも訪れる「死」と、
どのように向き合っていけばよいのか…
これは、きっと、どなたにとっても、
人生最大のテーマなのではないだろうか…
そのように思うのです。