恨み
辛み
憎しみ…
許せない思い
他者を責め続け
自分は悪くないと 頑なになる心…
枠を作ったのは自分
なのに人を怖いという
『心に溜まり続ける膿を
すべて出しきってしまいなさい
節分が過ぎるまでに
自分自身の中に生み出した膿を
すべてすべて
洗い流してしまいなさい』
水の女神様が仰った
傷ついた心が炎症を起こして
そこが膿んでしまったのだね
でもね
傷ついたのは貴方だけじゃない
傷ついているのは貴方だけじゃないんだよ
不安や恐怖は
自分自身が生み出す幻影にすぎない
他者の語る言葉に悪意すら
感じるようになってしまったなら
それはもう相当に
膿が溜まってどこにも流れていけない状態に
なっているというだけのこと
そこにメスを入れられるのは
自分自身しかいないんだ
何度も言おう
恐怖や不安は自分自身が作り出した幻だと
傷ついた心のもっとずっと奥の方に
小さく瞬く光を探してごらん
この世界に生きる苦しみより
この世界に居られる幸せを探そう
つまらない感情は
もうすべて手放しておしまい
私は知っているよ
その震える心の奥に眠る
やわらかくて優しい光
光の種は
貴方の真の気付きを
今か今かと待ち侘びて
ちっちゃく くすくす笑っているんだ
心の鎧を外したら
そこにあるのは
素直なままの私のこころ
やわらかなまあるい心
要らぬを手放す勇気を持って
自分自身を導こう
優しさの中へ
慈しみの世界へ
