昨日は亡き父の誕生日で、生きていたら106歳に。
そして今日は父の命日で、会えなくなって37年の月日が流れました。
命がこの世に生まれたその時から、
わたし達は誰もが命の終わりを目指し、時を旅していきます。
その時の流れの中では、どんな人であっても、この世では二度と会うことの出来ない『別れ』を体験することになります。
愛する人との別離は、どのような別れ方であっても、たとえいくつになったとしても、心に深い悲しみや痛みをもたらすものでしょう。
生きていく上で必ず訪れる悲しい別れ。
これほどに辛い悲しみを、誰もが経験することを思えば、
それ以上の悲しみや痛みを生み出すことなどしなくてもいいのに…と思えて仕方ないのです。
なぜ、人はそんなにも違いを許し合えないのでしょう…
なぜ、人は自分の意見だけが正しいと思ってしまうのでしょう…
大切な人との別れを経験することだけでも、十分過ぎる程に、この世での痛みを知り得るのだから、
あとは、愛と慈しみだけあれば、それだけで、互いを認め合い、許し合い、育み合い、補い合えるのに…
綺麗事では生きていけない現実社会とわかっていても、なお、綺麗で在りたいと思い、生きていたいです。
悲しみと痛みの溢れる世界だからこそ、
せめて、消えることのない最期の別れ以外の悲しみや痛みを消していけたらと強く願うのです。
すべての人に
それぞれの思いがあり
すべての人に
それぞれの物語がある
そこには
誰にも踏み込めない
深い深い思いと
尊い願いがある
だからこそ
誰一人として
ふるいおとすことのない
救いの道を作っていこうと
約束したんだ 🌸のひかりと