しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

しあわせを感じとることを育もう

やってもらった一つのことを

ずっと心に刻んでいくか
やってもらえなかった一つのことを

ずっと心に引きずっていくか
どちらの方が幸せになれる生き方でしょう…

 

 

感謝に繋がる心は 

人を幸せに導くもの
感謝が生まれにくいなら

感謝できる心を育めばいいだけ

 

自分の思考の癖を知って

要らないものは手放していく


誰かのせいにしたり

過去のせいにしていても

問題は解決しないのだから…

 

未来を幸せに彩りたいなら

まずは幸せを感じる能力をアップさせていこう

 

 

しあわせこころは

ありがとうのこころ


本当は誰にでも

どんな時にでも

生み出せるチカラ

 

誰の中にも宿っている

光のエネルギー✨

 

 

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慈悲の光によりて

「みんな頑張って生きている」 

   私は、そう思っています。

 

人や動物を殺めるなどの、やってはならない悪意ある行為は認められないけれど、
誰もが、この世界の窮屈さに、辛くて苦しくて、  もがいて生きているのだと思うと、

すべての存在が救われてありますようにと、

祈る心が生まれます。



 

この世界は、人間関係で躓いてしまうことが多いですね。

けれど、嫌いなあの人も、理解できないあの人も、 みんな頑張って生きている。

それぞれの価値観や思いが、

ボタンの掛け違いのようになってしまって、

なかなか思うように戻せないことが起きてしまう現実世界だけれど、

それでも、みんな頑張って生きていて、

みんな幸せになりたいと願っている。

自分だけが幸せならばそれでいいと思う人は、

とても少ないと思います。

 

慈悲の心と俯瞰の力を持って見渡せば、

自分が痛むことばかりに意識を向けることでなく、

みんなが幸せになれるために祈る心を育てる方が、

自分自身も楽になるはずだと、私は思っています。

 

 

「◯◯さんが悪い」

「自分が悪い」

そうやって誰かのせいにしても、

誰も救われないからです。

自分の心も荒むばかりです。

 

だからこそ、

慈悲の心を育みましょう。

 

悲しみを抱くあなたの心にも、

必ず宿っている慈しみの心があります。

その光を、自分自身が信じられるかどうかです。

 

光ばかりを見続け、求めていても、

この世界は救われません。

この世界は、悲しみに溢れる世界だからです。

その悲しみを受けとめて、慈しみの心で包み込むこと…

そうすることで、いつの日か、世界の悲しみは癒やされ、闇が光に転じる日がくるのではないかと、私は思っています。

 

 

そこにある悲しみを受けとめない限り、

その悲しみは、そこに留まり続けてしまうでしょう。

だからこそ、仏は、慈悲を説くのです。

 

幽愁暗恨の世界にあっても、

大慈大悲の御心にて、

世界宇宙の隅々までをも救う。

それが、大宇宙に在りし高次の光・神仏の

大いなる意志でもあるからです。

 

 

私たちは、一介の凡夫かもしれません。

それでも、

光を求め、祈りを持つ心のあるならば、

美しき神仏の光の意志の片隅にて、

慈悲の心を持ち、赦しの心を育んでいけたらと願ってやまぬのです。

 

いつか、魂のふるさとへと、

笑って還っていけるように…

誰もが、一人残さず、光の道を辿れるように…

 

 

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光へ

意識の継続

『このようにありたい』と願い、自らに誓っても、実行するのは難しいものですよね。

 

ましてや、それを継続するのは、なおのこと難しいものでしょう。

 

世界的に名の知れたスポーツ選手は、

それらの能力がずば抜けているのでしょうね。

でも、彼らは特別な人たちだから…と、

特別枠にあげて、自分とは違う人種としてしまうのは、ちょっと失礼な感じがします。

だって、彼らは、自分自身の精神を鍛えるという高い意識の継続を続け、努力を積み重ねて、

結果を出したのであって、

特別だったから出来たわけではないのですから。

 

もうずいぶんと以前になりますが、

『努力の天才』という言葉を、息子と観ていた「NARUTO」という漫画(アニメでも放映)で目にした時に、ちょっと感動したことを思い出します。

 

天性のセンス(天才的)を持っていても、

そのまま放置してしまえば、何者にもなれませんが、何も持っていなくても、努力を続けた人は、必ず道が拓けるものです。

 

『続ける』ということに、大きな意味があるのだと、歳を重ねる程に思うようになりました。

 

同様に、自分自身を調えることを意識した時、

たとえば、一つ前にアップした

『美しいと思える自分を生きる』とテーマを決めたなら、

それを常に意識し続けることが、何よりも一番大切なことになるのです。

年明けに、一年の抱負を定めたとしても、

一年経った時に、結局、何もできなかったなぁ〜という結果に至ってしまうのは、

意識を継続することができなかったからに他なりません。

 

どうすると美しいと思えるだろう。

どうすると美しい人であれるだろう。

そこから始まり、見様見真似でもよいから、

美しいと思える人の言葉違い、仕草、行動などを試してみる。

 

この考え方はいい感じ✨

このように振る舞える自分は素敵✨

このスタイルはカッコいい✨

この暮らし方のチョイスはいいぞ✨

 

そんな風に思える自分を選択して、

それを、継続していく。

時には、ズボラになることもあるでしょう。

それもよし。

そんな時は、「今日は怠ける日!」と、

自分で決めるんです。

ズルズルと怠けないのがポイントです。

次の日には、素敵な自分の在り方を意識し直します。

 

 

これは、武士道に生きた武人たちの精神道にも通じる在り方でもあります。

 

 

過去の自分は、すでに過去のものなので、

今からの自分は、これからいくらでも作り上げていけます。

 

お芝居の世界では、新しい役を演じる時、

その役を演じるために、その人物像をイメージして、その人物なら、どんなことを考え、どんな仕草をし、どのように語り、どのような交流関係を持ち、どのように行動するのか等々、細部にまで渡って考えるものです。

その人物になりきるために、自分自身のこの体と精神を使って、その役柄になりきっていきます。

 

それと同じように、自分が描き出す未来の自分をコーディネートしてみてください。

そして、それを続けていくことが大切なのです。

 

 

 

(それが難しいんです〜という方は、

具体的なアプローチの方法を教えていますので、

オンラインのお話会や、講演会、ワークショップ等にご参加ください。

今後、こちらにもスケジュールをアップするようにいたします。

 

また、それぞれの方の地域で、講演会やワークショップを企画されることがありましたら、

講師としてお呼びいただくことも可能ですので、お問い合わせください。

himitsuki22@gmail.com 

件名に 講演会もしくはワークショップ依頼とお書き添えくださいませ。)

 

 

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美しいと思える自分を生きる

2024年が始まり、早半月が過ぎました。

年明けからずっと痛ましい報道が続き、

今年は良くないことの起きる年なのではないか…

さらには、来年に起こると予言されている大地震に繋がる予兆なのではないか…と、

心悩ませてしまう方も多く見受けられます。

 

けれど、未来のことは決まってはいないのです。

このままの流れだと、こういうことが起こるかも…というだけであって、必ずしも、予言通りに未来が訪れるわけではありません。

 

こういう不安要素が多い時、

人の心は荒みやすくなりますし、

苛立ちも多くなります。

眉間に皺が寄りやすくもなるものです。

そんな時の自分を鏡で見てみると… 

なんとも恐ろしげな表情をしているものです。

 

そんな自分が好きな人、そんな自分でいたい人は、一体、どれくらいいるものでしょう。。。

きっと、誰もそんな自分を素敵とは思えないでしょうね。

 

では、どんな自分だと自分を素敵と思えるでしょう?

あなたは、自分を美しいと思ったことはありますか?


美しい瞳、美しい唇、美しい髪、美しい姿勢、美しい脚、美しい横顔、美しい声…美しい心……

美しいという形容詞は、いろいろなものに付けることができます。

自分自身に当てはめた時、どの言葉を言ってもらえると嬉しいと感じますか?

 

せっかくの人生です。

人から言われて嬉しい『美しさ』に生きてみませんか?


『美しいと思える自分を生きる』
これが今年のテーマです。


そうして一年経った時に、誇れるくらいに美しさを纏った人になっていたら、

きっと、今までよりも、さらに素敵な人生を送っているはずです。

 

不安や恐怖に怯えて生きるのでなく、

美しい自分を演出して生きていきましょう。

 

あなたには、それだけの価値があるのですから✨

 

 

 

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祈りと行いとをもって

昨日は
等々力不動尊へ

 

 

悲しみや痛みを抱えた方々に、
一日も早く、平安な時が訪れますように…

被災地に支援に入った皆さんが、
怪我なく無事に活動できますように…

静かな祈りの時間をいただいて参りました。

〜〜〜〜〜

災害後の急性期、私たちは、
緑水の森被災地被災者支援活動として活動しています。
昨日、団体の代表である大谷 哲範が、
メンバーとともに、能登入りしました。

被災地の状況は、時を置かずに、どんどん変化していくため、その時々に合わせて必要な支援を行えるよう、臨機応変な対応力が大切です。

東日本大震災の支援をきっかけに、お互いに信頼し合える仲間たち(あえて仲間と言わせていただきます🙏)と出逢うことができました。
このご縁は、本当に宝物だと感じています。

その方々とのフレッシュな情報共有と、活動の連携をさせていただけることが、ニーズに合わせた支援を展開していくことに繋がっていくのだと思っています。
また、後方支援をしてくださる方々のお力があってこそ、私たちの活動が成り立っています。心から感謝いたします🙏

 

……今、何も出来ないことに、胸を痛めてしまう方もいらっしゃるようですが、被災地や被災者の支援は、急性期の今だけに留まらないということを、知っていていただけたらと思います。

自分にできるタイミングや、できることは、いつかやってくるはずなのです。
それは、半年後、1年後、3年後…10年後…
かもしれません。
10年も経ってたら、復興してるし、新しい生活できてるでしょう⁉️と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、災害に遭ってしまった方のお心も、新しい生活も、そんなに簡単にはいかないものなので、年数が経った時にこそ、必要な支援があるのです。

今は、能登地震に意識が向いていますが、2011年以降、日本国内だけでも、様々な災害は発生し、まだ復興していない地域や、暮らしが元に戻らず困難な生活をなさっている方もいらっしゃるでしょう。
世界に目を向ければ、戦争により、多くの命が奪われています。
そのような方々、地域に意識を向けることも忘れてはならないことだと思います。

普通の暮らしの中でさえ、辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、寂しいことなどが、たくさんたくさん降り注ぐ世界です。

だからこそ、まずは、
自分を大切に扱いましょう🌸
そして、
身近な人たちを大切にしましょう💓

お互いを慈しみ合い、尊び合い、
他者をコントロールしない、侵害しないように、優しい営みを、自分から作っていけるように…
その想いを、心新たに刻んで、
2024年からの人生を歩んでいくことを、
自らに誓いました。

 

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#等々力不動尊
#祈り
#被災地支援
#緑水の森被災地被災者支援活動

御神言

慈愛の心

慈悲の心

その心なくして

神に繋がるはあり得ない

 

他者を裁く心を捨てよ

自らを裁く心を捨てよ

 

裁きの心は

業火の種だ

小さく燃える炎が

いつか大きく燃え広がって

この世を焼き尽くす炎になろう

 

 

その瞳に

怒りの炎を灯すでなく

清廉なる慈しみを湛えよ

 

 

すべては

その心の中に宿る

愛と慈しみの光より始まるのだと

もう一度

自らに問い直せ

 

清らなる光の泉の湧く如く

己の光を湛えてみせよ

 

 

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日美の神の言の葉

 

 

平和への一歩を

年明け早々、悲しい出来事が続き、

気持ちが塞いでしまっている方も多いでしょう。

不安感が増してしまったり、恐怖感を感じて、

立ちすくんでしまうこともあるかもしれません。

 

 

 

遠く離れた場所で、辛い思いをしている方々に思いを馳せて、自分が何もできないと落ち込んでしまうより、

今、自分の目の前に起こる出来事に心を尽くし、

ここに生きていることを、しっかりと味わうことは、命ある存在として、誠実な行いです。

 

今、できることはなくても、この先にできることが見つかるかもしれません。

たとえ、具体的に動くことが出来なくても、

私たちには、心があります。

辛い出来事に出遭ってしまった方々が、この先、平安に暮らしていけるように、祈ることができるはずです。

 

そうして、今、元気でいられる人たちは、笑ってこの今を楽しんで生きてください。

暗い世界に、共に落ちてしまっては、誰も救われません。

明るく前を向いて、笑っていてくれる人が、光を指し示してくれているからこそ、世界は明るさを取り戻します。

 

 

世界全体が平和になるのは、まだまだ先の未来かもしれませんが、どんな出来事が起こっても、

まずは自分自身を光に包み、自分の中から平和を創り上げていってください。

 

世界を平和へと導く一歩は、あなたの心から始まります。

 

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災害後の心のケアなどについて…

元旦に起こった令和6年能登半島地震により、

被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

まだ行方がわからない方が大勢いらっしゃる現地ではないかと思われます。

ご家族の方は、気が気ではないでしょう。

 

また、避難所に避難されていらっしゃる方、

被災した家屋に留まっていらっしゃる方も、

大勢いらっしゃるかもしれません。

 

余震も続いているでしょうし、

寒い季節ですので、体調を崩されたりも心配です。

 

 

被災地の様子は、ニュース等だけでは分かり得ないというのが本当のところだと思います。

 

 

自衛隊が派遣され、今後は、民間支援団体、ボランティアも、被災現地へと赴くことになると思います。

 

経験上、これから、様々な問題が起こってくるであろうことは予測できますが、

できる限り、問題は最小限である方がよいと思います。

 

私がパートナーと立ち上げた団体は、

2011年の東日本大震災を受けて、当日から被災者避難者、被災地支援の活動を行ってきました。

活動の軸は、被災者の方の心のケアですが、

瓦礫撤去、泥かき、炊き出し、物資支援、

マッサージや傾聴活動…

ボランティア教育、支援者支援まで、

広く活動を行ってきました。

 

活動の中には、山形から被災地へ向かうボランティアさんに、被災された方の心のケアと、

被災された方と接する際の注意点をお伝えする講座がありました。

(山形から石巻へ向かうボランティアバスの中で行ったり、山形県社会福祉協議会の講座などでお伝えしてきたものです)

 

当時は、ボランティアをされる方も初めての方が多く、心の問題を扱える人材が少なかったので、

応急的にボランティア教育をすることが必要だったのです。

 

難しい資料を読んでも、理解するには時間がかかり過ぎてしまうので、簡易な資料を作成し、

ボランティアさん達に配布して、学んでいただきました。

 

その際に配布した資料は、私が作成したものなので、データが手元に残っております。

 

これから、ボランティアをされる方だけでなく、

身近に、不安や辛さを抱えてしまっている方との関わり方にも有用だと思いますので、

PDFデータのリンクをこちらに貼っておきます。

 

今は、社団法人の資料になっておりますので、

利益を伴う思いで活用されることは禁じますが、

被災者支援をされる方々のため、自身や周りの方のケアのためであれば、ご自由にお使いください。

 

また、詳しく知りたい方は、

お手数ですが、一般社団法人JAST

 info@jast.asia

080-9014-1887

までお問い合わせください。

(一般社団法人JASTは、東日本大震災当日は、

緑水の森被災地被災者支援活動として設立していた団体です)

 

 

災害後の心のケア.pdf - Google ドライブ

 

被災者の方と接する際の注意点.pdf - Google ドライブ

 

 

一般社団法人JASTでは、

災害後の心の問題について、

心の防災を提唱しており、

心の防災師の育成も行っております。

 

 

https://www.jast.asia/home-saigai

 

 

#被災地支援

#被災者支援

#ボランティア教育

 

 

事実を見つめて これからの自分を信じる

自分の中の事実だけを見る。

 

やってきたこと。

やれなかったこと。


ただ、やったことと、やれなかったこと

(やらなかったこと)を、

正しく見て、分けていく。

 


・やりたかったことでやれたこと

・やりたかったことなのに、やれなかったこと(やらなかったこと)

 


なぜやらなかったのかを、正しく見つめる。

 

 

そこに裁きの心はいらない。

 

ただ、その事実だけを見つめる。

 

 

そうして、その事実を認められたなら、

今の自分が、これからの自分が、

何をしたいのか、何ができるのか、

それを見つめる。

ただ、静かに見つめて、心に定める。

 

やると決めたことを

やりたいと湧き上がる思いを

二度と手放すことのないように

 

 

これからの自分のみを信じて

 

 

 

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心のケア〜心と体のセルフケア〜

過去の災害を経験されていらっしゃる方へ

今回の地震で不安や恐怖を感じていらっしゃる方へ

 

 

心臓がドキドキ、バクバクしてしまうことが、

よく起こりますが、このような場合、交感神経が高まっているために起こります。
交感神経の高まりは、危機に対して身を守ろうとしてしているものなので、危険を感じている時には必要な反応と言われます。

 

恐怖心を感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、これによって、死んでしまうわけではありません。

どちらかというと、自分自身が自分を守ろうとしているということですので、

自分に向かって『大丈夫だよ。』と、

よしよししたり、ハグしたりなどを、して差し上げてください。

 

そして、ゆっくりと長く息を吐き、深く呼吸をする呼吸法を意識してみてください。

 

万が一、不安や緊張感で、過呼吸になってしまっている場合は、処置法は変わります。

紙袋を口にあてて、自分の吐いた二酸化炭素を

自分の体に還してあげましょう。

 

 

 

心理的に辛いと思う時こそ、身体のケアをすることが大切です。

 

呼吸法以外にも、温かい飲み物を飲んだり、

ハンドマッサージや耳のマッサージなどをなさってみてください。

 

 

お子さんが不安を感じている場合も同じです。

抱きしめてあげたり、よしよしと撫でてあげたり、一緒に歌を歌い、声を出すことも良いでしょう。

思いを吐き出させてあげることも必要です。

 

 

被災を経験したお子さんは、

地震ごっこや津波ごっこなど、遊びを通して、

解消しきれない思いを吐き出すことがあります。

もし、そのような場面に出会ったら、

怒ったり、叱ったりせずに、見守って差し上げてください。

 

 

 

 

身体のケアが心のケアに繋がりますので、

周りにいらっしゃる方が不安そうにされていたら

ご一緒に体を緩めることをなさってみてくださいね。

 

 

被害の広がりや、今後の災害などのことを考えて、不安が募ることもあるかもしれませんが、

普段から災害への備えをされたり、防災の意識を高めておくことで、もし、災害を経験することがあったとしても、それに対応できる力が備わります。

 

不安感が募ってしまう時こそ、

祈ってください。

祈ることで、自分の不安を落ち着かせ、

自身の気持ちを高めることができますよ。

 

 

 

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災害地や紛争地で使われる誰でもできる初期的な心のケアの方法をご紹介します。

これは、米国のEastern Mennonite University のStrategy for Trauma Awareness and Resilienceのプログラムで伝えられているものです。

 

 

〈初期的な心のケア〉


1. バタフライポーズ
自分自身で自分の腕を抱えるように少し強めに抱きしめます。

自分が安心を感じられる強さで抱きしめてください。

大人も子供もできる対処法です。

 

この対処法を試した方と、そうでない方とでは、心の健康回復の予後に違いが出たといわれています。

 

2. 片方の手で、もう片方の手の指一本を包み込み、少し強めに圧迫します。

触ってみて、ほっとする感覚の指を、安心できる強さで圧迫するとよいと言われています。

(ただし、薬指は交感神経に繋がる指なので、

薬指以外の方が良いと思います。)

 

 

3. 子ども(大人も)が泣く場合

恐怖のエネルギーは、早い段階で発散できた方が心の回復がよいといわれています。

避難所などでは、他の方への配慮もあると思いますが、むしろ初期の頃に泣かせてあげる方がよいと言われます。

無理に押し込めないようになさってください。

 

また、同様に、ショックや不安のエネルギーは、心に溜めずに、発散する方がよいといわれています。


大人であっても、恐怖の感情が体に残ったら、

体をブンブンと振って(動物や猫が、体をブルブルっとする感じです)エネルギーを放出するとよいといわれています。

 

 

 

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#心のケア

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#リラックス

#災害後のケア