言葉は目に見えないので、
自分が発した言の葉が、
どんな形をしていて、
どんな色をもっているか、
わかっている人はほとんどいませんね。
言葉に言霊が宿っているという話を、
耳にしたことのある人は多いと思いますが、
言霊が何なのか、本当に理解している人も少ないかもしれません。
言霊は言葉に宿る霊力です。
言葉には、それを発した人の思いが乗り、
象られていくものなので、
何の気なしに発した言葉でも、そこに意地悪い思いが宿っているならば、
相手に届けられる形は、トゲトゲしたものだったり、暗くて淀んだ色をしたものだったりします。
そこに悪意があるならば、
刃のように相手に傷を与え、蝕ませることさえ起こすことができてしまう……
優しい思いが乗っかっているならば、
優しい春風のように柔らかに相手を包み込み、心をほぐすこともできるもの。
思いを込めれば込める程、
霊力が増した言葉になるので、
使い方次第では、
薬にも毒にもなるものです。
言葉とともに発する声(音)にも波動がありますので、美しさに満ちた声(音)で、相手を癒すために用いた言霊は、心の奥深くについた傷をも癒し、回復へと導くことさえできるのです。
言葉に込める思いを、
どのような思いにしたいか。
その思いを持つ自分は、
光に満ちた自分なのか。
その自分を、
自分自身が好きでいられるものか…
時に振り返り、
検証してみることも必要でしょう。
もちろん、自分自身に向ける言葉も、
同じことです。
目に見えないから、ぞんざいに扱ってしまいがちですが、
言葉には、いろんな色があり、いろんな形が生まれます。
それを作り出しているのは、わたし達、言葉を使う者である人間です。
家に籠りがちになり、ストレスが溜まりやすい昨今ですが、
自分の魂が悲しむことのないストレス発散方法を見つけてくださいね🍀
自分の意見を伝えることは、
相手を叩き打ちのめすことではありませんから👍️
ちなみに…
強い霊力のある言霊は、
使い方を間違えれば、
すべて自分に返ってくることをお忘れなく。