人の役に立つ
世の中の役に立つ
そう思うと、何か特別なことをしなければならないような…そんな気がしてしまうものですが、役に立つというのは、
決して特別な手柄を立てたり、名が知れ渡るような立派な行動をするということではないと、神様方はおっしゃいます。
行動は清らかな心により
支えられておらねば意味のなし
気高き志もこの世の澱にまみれる内に
欲にまみれたものになる
欲にまみれた心にて
どんなに美しくみゆる事行えど
そこに生うるは業欲の蔦
それでは咲かせたき花
咲かすことは叶うまい
日々の暮らしの中にこそ
小さな善の積み重ね
その一つが積み上がりて
真の光の花開くもの
まずは自らの心が温まる
和らぎの光に照らされてあれ
柔らかくなりし心は
意識せずともかんばせ(顔)に
優しき仏の笑みを湛えん
自らの周りにおられる方々が
笑うておられるか
優しき心にていられるか
自らの真ん中に
神と繋がる光軸通し
真を立てて在るだけで
それで十分に
この世の役に立ちてあることを
覚えておきなされ
その私が 心に想いし大事なること
行いて参るそれだけでよきこととなるものぞ