しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

回想〜そして未来へ〜 Ⅱ

🌸「そうなんだね。さらに、ここからが本題でもあるんだけど、いい?」

💠「うん。いいよ。時間はたっぷりあるから」

 

↓ここから続きです。

 

🌸「前に、次元の違う隣の部屋みたいなところの話したでしょ?

隣に誰かいるのがわかってて、どうにかしてあげたいのに、隣にいくルートがなくてっていう…」

💠「うん、覚えてるよ。日美の神さまの場に還った後に、マークしたところに戻ってみたけど、その場がなくなってたって話だよね?」

🌸「そう、それ!  僕の魂の願いの一つに、死んだ後に、本来の魂が生まれた場に還ることが出来なくなってしまった者たちを、元の自分の還るべき星に帰れるようにしたいという願いがあるわけなんだけど。

そのためには、次元の歪みを調え直すとか、新しいルートを作るとかが絶対的に必要なことなんだけどね、そもそも、その前に、孤独の部屋に閉じ込められている魂たちに会えないとしょうがないわけで…。でね、どうやったら会えるものなのか、いろいろと探ってみたんですよね。」

💠「探りをいれた…どうやって?…っていうのは聞いちゃダメなのか?」

🌸「今はね。そのことについては、今度、魂の本体状態の時に伝えるね。

話を進めると、会えたわけよ。」

💠「うんうん。」

🌸「ゆつきさんがさ、前に、自ら命を断った人は真っ暗な中にいて、膝抱えて、自分の中に閉じこもってて、声を掛けても聴こえてないって言ってたじゃない?何度も諦めずに話しかけていくうちに、ふと気付いて、顔をあげてくれるっていう…まさにそれで。

目の前にいるのに、こっちのことが見えてない。聴こえない。

ゆつきさんに聞いてたから、同じようにやってみたんだよね。ずっとずっと、静かに声を掛け続けて、そっと肩に触れてみたりしたのね。」

💠「お〜、そちらにいる方同士だと、肩に触れることもできるのね。」

🌸「うん、できた。それで、しばらく続けていたら、顔をあげてくれて、周りを見回すゆとりも出てきてくれて。

そうなると、彼が作り出している真っ暗闇に、小さな灯りがぽわんと点ったようになって、少しずつ、辺りが明るくなってくるんだよね。

で、ようやく、僕の存在に気付いてくれて…話ができるまでになったんだけどね。」

💠「すご〜い。春馬くん、カウンセラーみたい❣️」

🌸「え、マジ⁉️(照)……いや、だ〜か〜ら〜…そうじゃなくって…(笑)話、元に戻すよ!」

💠「はいはい。ごみんね」

🌸「でね、彼と会話をすることができるようになったところで、彼がさ、あれ?三浦春馬さんですよね?って、つまり僕のことを認識してくれたわけですよ。これがすごいことなんだけど、あっちの世界でも、まだ亡くなってそんな経ってないうちだと、地球上での記憶はしっかりあるってことなんだよね。

彼が、僕、死んだはずなんですけど…

なんで春馬さんいるんですか?ってことになって…いや実は…と、事の次第を軽く話したわけ。そうしたら、彼も自分の話をしてくれたのね…詳しい事情は公には書かないでおいてほしいかな。」

💠「わかった」

🌸「そうして話を聴いてみると、やっぱり、『壊れる』ということを言ってたんだよね。壊れる前にどうにかしなくちゃ…自分が壊れてしまう前に死のうって。彼以外の魂とも、かなりの数、話をしたんだけど、これ共通してたんですよね…」

💠「壊れる前…」

🌸「そうして死を選んだ後、自分の家族や友人たちが泣き続け、それぞれが自分を責める姿を目にして、肉体を離れた霊体は、本来の魂本体と一体となれずに、乖離した状態になって、孤独の暗闇に堕ちていくんだよね。自分自身の最期の選択を責め続けて…」

💠「生きてても地獄、死んでも地獄ってこういうことだね…」

🌸「うん、そうだね。

人としての性格や性質も影響するとは思うんだけど、俯瞰して物事を見られない人や、感情から離れられない人はそうなりやすいかもしれない。

自分もそうだったし、何人か同じ道を辿って出会った霊体との話を総合すると、死ぬことよりも壊れることが怖いと感じている…ってことが、すごく重要なポイントだと思うんだよね。

それと、遺された人たちの自責の念が強ければ強い程、旅立った人の心が重たくなって、自分を赦せなくなって、自分を責め続けてしまうこと。

終わりを迎えた歳がいくつだろうと、

よく生きたね。頑張ったね。ありがとうね。出逢えてよかった。そんな言葉をもらえると、霊体が光に包まれて、自分自身の中からも光を放てるようになって、どんどん軽くなっていって、そうしていくうちに、迎えに来てくれてた光の存在に気が付けるようになって、還る道がわかるようになるんだよね。」

💠「うん。なるほど。それはわかる気がする。」

🌸「家族や友人や身近な人がいつもと違うと思ったら声を掛けて…って言うけど、声を掛けてくれたとしても、話せない人は話せない。何を話したらいいかもわからない。ただ、死にたいと言ってる人がいたら、それは、自分が壊れてしまう恐怖があるということが一つにはあるんだと思う。」

💠「うん。そうだね。私、たぶん普通の人より、そういうのキャッチしやすいんだと思うのだけど」

🌸「そうだよね。僕のことも、一年くらい前から兆候があったよね?って言ってたもんね…」

💠「わかりやすいのは目。目がね、変わってくるの…」

🌸「ずっと変っていうわけではないんでしょう?」

💠「ずっと変なわけじゃないよ。あれ?って一瞬、ドキってとする感じがあるの。それを感じとるのは難しいかもしれないけど…。

ずっと違っちゃってると、それはもうかなりの精神疾患になっているよね。。。

そうそう。それでね、強い恐怖感を抱いている人は、目の焦点がブレてるような感じを受けるのね。黒目のフチがはっきりしてなくてぼやけてる感じだったりするの。言葉が難しいけど、なんだか、黒目の奥がどこか違うところと繋がっちゃってるみたいな…。」

🌸「その感じはわかる。もしそういう感じを受ける人が身近にいたら、恐怖を取り除いてあげることを心掛けてほしいと思うのだけど、その方法はあるんだろうか、、、」

💠「あると思うよ。みんな同じではないかもしれないけれど…。ただ、誰もが温かなぬくもりを感じると、ホッとするでしょう。子どもの時にお腹が痛くなったりすると、お母さんがよしよしってお腹さすってくれてりしなかった?」

🌸「したした。そのうち気持ちよくなって眠ってて、いつのまにか治ってるってことある。」

💠「そう、それそれ。誰かがいてくれるなら、やってあげてほしいんだ。

ひとり暮らしの人とかはね、自分で自分をよしよししてあげるんだよ。」

🌸「自分によしよし…」

💠「そう。あのね、手の平って、一番、自分の中に宿っている光を放ちやすい場なのね。普段の自分は意識できてなくても、意識して両手を合わせて少し離したところで、お互いの手の平で包み込んでる空間を感じてみると…そこに圧が感じられてあったかさを感じるんだよね。それが、自分の中から顕れてきている光の波動。それをね、辛いと思ってるところにあててあげるの。いわゆる癒気(ゆき)とか、ヒーリングとか、霊気とかいわれてるものに近いんだけど…

お母さんの手は魔法の手ってやつよね。

それを、自分のために使ってあげることなんだよね。」

🌸「それって、体の痛みとかにはわかるんだけど、心の辛さにも使えるってこと?」

💠「そうだよ。胸のあたりに手を置いてあげたり、頭を撫でてあげたりしてね…大丈夫だよ。怖くないよ。よく頑張ったね。って自分をよしよししながら自分に言ってあげるんだよ。」

🌸「なるほど。究極の、それも無茶苦茶かんたんなセルフケアだね。

ということは、今、どういう理由であれ辛さを抱えている人は、まず、自分で自分をよしよししてあげるといいんだ。

周りの誰かがちょっといつもと違うようなら、あなたがその人をよしよしってする。そっか。そうだ。ぬくもりだね。」

💠「言葉が伝わらない時って、どうしても生まれちゃう。言葉よりもぬくもりの方が安心を伝えられることがあるよね。」

🌸「そういえば、手のぬくもりとか、心がこもったハグなんて、あんまりしてないよね。感動してハグするとか、嬉しくてハグするとかはあったけど、なんかそれとは違うやつだよね?」

💠「そうかな。そうかも。」

🌸「なるほど。」

💠「あ、ごめん。ちょっと話が逸れた気がする。」

🌸「そうかな?そうかも(笑)」

💠「何言おうとしたんだっけ?まぁいいや。話を戻そう。春馬くんが伝えたいことを、もう一度、まとめて話してもらってもいい?」

🌸「OK」

 

 

→この続きは次回へ

 

 

ちなみに、過去ログを探してみたところ、この話に関連することは、御魂言というタイトルのブログに書いていました。

https://nekota-nekokichi.hatenablog.com/entry/2021/02/16/184839