しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

回想〜そして未来へ〜

少し長くなるかもしれませんが、

お付き合いください。

 

昨夜、語り合ったことを、

ここに書き残しておこうということになりました。

これからの、誰かのために、なったらいいね…ということで。。。

 

 

事の経緯は省きます。途中、割愛するところもあります。はっきりと覚えている会話だけになると思います。

長くなりすぎちゃうから…

 

 

🌸「こうやって繋がって話をするようになって一年経つよね。」

 

💠「そう、もう一年なのね。早いよね。一年前、こんな未来があるとは思わなかったよ。」

 

🌸「僕もね、思わなかったから。

まさかそっちの人と、こんなに話をする機会が訪れるなんて信じられなかったし、ていうか、生きてる間にも、こんなにたくさん話してないから(笑)

 

こっちからみると、ほんと透けてる薄紙一枚くらいのところに、みんながいるようにみえるんだけどね。そっちからだと、どう見えてるの?」

 

💠「ん〜、私の場合ってことだけどね…たぶん、そちらと似たような感じでみえてるんじゃないかな?」

 

🌸「目を瞑ってても、開いてても同じようにみえてるって言ってたよね?」

 

💠「うん、そうだよ。聞こえてる感じは、頭の中から胸にかけて音が響いてくるような感じかな。」

 

🌸「今日は、敢えて、人の姿になってきてみたんだけど、それもわかってるんだよね?」

 

💠「春馬くんの姿でしょう?紺色っぽい洋服着てるよね?」

 

🌸「あ、正解。やっぱりみえてるんだよね。じゃなきゃ、目線合わないもんね。」

 

 

🌸「今の世の中を觀じて、今の僕なりに、何かやらなきゃいけないことがあるな…と感じて、今日は人の姿にしたのね。」

 

💠「しばらく、その姿ではなかったもんね。」

 

🌸「あちらの姿でくると、タメ語じゃなくなっちゃうから、伝えたいことがそのままに伝わらない気がしたのね。」

 

💠「あ、そうね…たしかに。いつのまにか、この姿だとお互いタメ語になったよね(笑)」

 

🌸「あ…すみません。そういえば、お年上のお姉様だった(笑)」

 

💠「お母様の世代だよ(笑)」

 

🌸「この頃ね、人としての終わりの時期がどうやってきたのかを思い返す機会があって、これは、伝えておいた方がいいことだなって思ったんだよね。

自ら命を断つという行為について…なんだけど。聴けるかな?」

 

💠「うん。ありがとう。大丈夫だよ。」

 

🌸「あの頃の自分を俯瞰して見つめていたのだけど…

あ、なんでそうしたかというと、できれば、自死という行為に至る前に止めてもらいたいという思いもあってなんだけど、それとともに、もし、万が一、身近に自死をした人がいる場合や、これから出てしまった時に、遺された人がどう受けとめていけばいいのか、参考になればと思ったからなんですよね。」

 

 

💠「それはすごいことだね。私は、友人を自死で亡くしているし、過去に、自死遺族の方からのご相談を受けて、亡くなられた方と話をした経験がかなりあるけれど、こういう話をしてくれる人はなかった。質問するわけにもいかないし…」

 

🌸「あの頃、自分に何があったのか…

それを伝えることで、みんなが楽になるんじゃないか…と思ったのね。

憶測で話されてること、勝手に作られている話があって、それに振り回されてる人がいる…

何よりも、ぼくの身近にいた人たちが、一番心を痛めてしまった人たちが、バッシングされたりしてきているのを感じて、これはちゃんと伝えないといけないんじゃないか…って思うようになったんですよ。

当初、この世から離れた僕自身、まだ人間としての感情が強く残っていて、話したくない、触れられたくないと思っていたんだけど、一年以上も過ぎると、冷静になるもんですよね。これって、生きてたとしても、そうだったのかな?と思ったりもするんだけど…。

あ、でも間違えないでほしいんだけど、今でも、こっちの世界に戻ってきたことに後悔はないし、そちらへの未練はないですよ。本質的にやること、やらなければならないことをやれてるから…」

 

💠「うん。わかってる。そこはもう、春馬くんではない本体の貴方と話しているから…。今日の話は、かなりディープな話になりそうな予感がするんだけど、先に聞かせてほしいのは、これは、私だけが聞く話ではないってことでいいんだよね?オープンにしてほしいってことだよね?」

 

🌸「うん、そうです。」

 

💠「りょうかい。じゃあ、聴かせていただくね。メモも取らせてもらうね。」

 

🌸「うん。ありがとう。

でね、僕はあの頃、とにかく寝たかったのね。」

 

💠「寝たかった…ってことは、寝る時間がなかったってこと?眠れなかったってこと?」

 

🌸「眠れなかったんだね。眠くなるのに眠れない。眠くなって、うとうとし始めると、脳に刺激が走るみたいな、ビクンってなって目が覚める。それがずっと続いていて、寝るためにお酒飲んで、酔っ払って眠くなって眠りに落ちるんだけど、途中で変に目が醒める…そんな繰り返しだった。

仕事に差し障りが出るから、なるべく体に気を配っているつもりだったんだけど、とにかくうまく眠れない。

ようやく眠りに就けたタイミングで、誰かから連絡あって起こされたりすると、その後、どうにもならない辛さがやってくるのね…」

 

💠「あ、それ、私も経験あるある。

春馬くんほど、酷くないと思うけど、眠れないのが続くと、変に焦りが出てきたりするよね。」

 

🌸「そうそう。だいぶ前に病院行って薬もらったことあったんだけどね…

お酒飲んで薬飲んじゃダメですよって言われて、実際に知り合いにも、お酒飲んで薬飲んで危ない目にあった人いたんで、薬は飲みたくないなと思ってて…」

 

🌸「マネージャーとか、僕が睡眠不足っぽいことや、痩せてきたことを心配して大丈夫?って声をかけてくれたりしてたんだけど、大丈夫ですよ!って笑って返してた自分がいたんだよね。」

 

🌸「今思うと、自分でどうにかしなきゃいけないって思い過ぎていて、自分の中だけでぐるぐる巡っていたのね。

抜け方がわからなくて、どうやって元気になるんだっけ?って考えたりしてた。

元気になる方法、自分らしくある方法、わかったはずだったのに、なんでできないんだろう?って。

とにかく寝たい。でも眠れない。じゃあ、何か食べよう!自分で作ること覚えたから作ってみるんだけど、口に運ぶと喉を通らない。

仕事してる時だけ、スイッチが入って、別の自分になれるんだけど、仕事終わった後、自宅に帰ってからの時間がとにかく長くて、辛い。

外に出られたらいいんだけど、ちょうどコロナ禍で出られない。

夜が来るのが怖くて仕方なかった。

眠れないし、眠っても変な夢ばかりみるし、すぐに目が醒めて…

これずっと繰り返すのかなって不安が襲ってきた。」

 

💠「うん。春馬くん、この話してて、辛くない?大丈夫?」

 

🌸「大丈夫。話すことで整理してる部分もあるかも。人が持つ心の癖というか、闇に繋がるループというのか、それを伝えたい。」

 

💠「口挟んでごめんね。大丈夫なら続けて。」

 

🌸「うん。ありがとう。

ある瞬間に限界がきた…心も体も限界にきたように感じたのかな。

あ、もうダメだって。これ続けたら壊れるって。壊れる前になんとかしなきゃ…って、思考がそっちに向いた。

あれ、なんで壊れるって思ったのか、実は今でもわからないんだけど、壊れる方が死ぬことよりも怖いと感じたんだよね。壊れるってなんなんだろう。。。」

 

💠「たまたまなんだけど、ふと思ったことがあったの。話していい?」 

 

🌸「うん。いいよ。聞かせて。」

 

💠「以前から、理由はどうあれ、人が死を迎える時というのは、体がもう限界という極限にきている状態になっているからなんだろうと思っていたんだけど、体だけに限らず、心が限界になった時も同じなんだろうなと、ふと思ったの。

心が限界に達した時って、体にも同じく相当なダメージを受けていて、脳はすでに大きな衝撃を受け、パニック起こしてるような…そんな感じを受け取ったんだよね。

その限界と感じた先に繋がるのが、救いの道か、闇の道か…それは潜在的な心の在り方で変わっていくんだけど。

 

脳がパニクってる時は、潜在的な力を発揮するより前に、誤作動したままで思考を動かし続けてるから、恐怖ばかりが先に立ってしまうんじゃないかな…と。恐怖の先にあるものは忌み嫌うもの…かな。

それは人それぞれに違うものなんだろうけど、春馬くんの場合、死生観がもともとしっかりある方だから、死は怖くないものだったんじゃないのかな?

当時の貴方には、死よりも恐怖だったことがあったのではないかな?わかりにくいかしら?」

 

🌸「いや、うん、そう。そういうこと。僕の場合は、個人としての自分が死ぬことより、俳優 三浦春馬が、演じられなくなるということの方が怖かった。

演じることができないこと=壊れるということだったのかもね。」

 

🌸「僕の周りには、いい人しかいなかったよ。それこそ事務所のスタッフも、仕事場の仲間も、みんないい人だった。

まゆみちゃんもね、優しかったんだよ。」

 

💠「まゆみちゃん…って固有名詞だけど…削っておいた方がいい?」

 

🌸「あ、ごめん。母のこと。

若い頃はまゆみちゃんって呼んでたの。

その方が喜ぶからあの人(笑)」

 

💠「お母さんね!名前で呼んでたんだ。ちゃん付けなんだね(笑)」

 

🌸「そ、そ! ま、それはいいとして。みんなね、基本的にいい人なんだよ。優しいし、思いやりある。

でもさ、生きて関わってたら、たまには喧嘩もするし、距離が生まれることなんて、誰にでもあるじゃない?

それを面白おかしく書き立てて、心の傷を深くされるのは…ね…。

誰のせいでもないし、仕事のせいでもないし、いじめなんてなかったし、現場のせいでもないし。

マネージャーが気付かなかったかとか、事務所の管理がとか言われてるけど、

そういう問題じゃない。

無理矢理、仕事をさせられたわけじゃないし、自分で選んでたしね。

問題は自分の中にあっただけなんだよ。

それを周りのせいにしたら、誰も報われない。

前に、ゆつきさんがさ、心に生まれるトゲトゲは連鎖して、他の誰かの心に棘を生むって言ってたじゃない?

心の病は連鎖するんだって。

こっちにきて、僕がいなくなった僕の周りをみて、そういうことなんだなって、なるほどそういうことかって、気が付いた。

今、僕を担当していたマネージャーは、自分を責めていて苦しみから抜けられていない。

僕の母もそう。

身近にいた人が、一番心を痛めてる。なのに、一番近くにいた人が傷つけられる言葉を、見知らぬ誰かから投げつけられている。

この連鎖を断ち切らないといけないと思ったのね。

だから、これは僕が伝えないとダメだって思ったんです。」

 

💠「そうなんだね。それはすごい覚悟だね。」

🌸「いや、言う方よりも、これを公開する貴女の方が覚悟いるでしょ?」

💠「そうだね〜…たしかにねー…笑

でも、信じる人は信じるし、信じない人は信じないし…そもそも、バッシングされたとして、相手と同じステージに立たなければ、痛くも痒くもないからね。」

 

🌸「その強さ…すごいよね。僕に必要だった強さだね(笑)」

 

💠「年の功もあるのよっ(笑)ほら、もう、どこか別の次元で生きてないと、わけわからんことばかり起こってきたからね…。気にしないの。」

 

🌸「そうなんだね。さらに、ここからが本題でもあるんだけど、いい?」

 

💠「うん。いいよ。時間はたっぷりあるから」

 

長くなってしまったので、この続きは、次の回に記します。