私たちは、人として地球に生きています。
では、どのような成り立ちで、人として存在しているかを考えたことはありますか?
地球というこの星では、肉体を持たなければ生きていけません。
けれど、肉体だけあれば生きられるか…というと、そういうわけでもありません。
地球に暮らす間は、肉体というヨット(車などイメージしやすい乗り物でOK🚙)を、
心という操縦士が操縦していかなければならない仕組みになっています。
ヨットの操縦は、たいがいの場合、心の中にある「感情」さんが担っています。
後部の座席には、心の中の「理性」さんが乗っていて、「ふむふむ…キミ、今日の運転は荒かったね~!」とか、「今日は最高!かっこ良かった✨」とか、そんな評価や反省をしたりしているようです。
正しい判断ができているかどうかは別として…
ヨットには、魂さんも乗っかっていて、基本的に操縦には口出しはせず、そのヨット全体(体、心の両方)を司るエネルギーを送り続けています。
ヨットそのもの(体)を動かすエネルギー源は、食事。
ヨットを操縦する心を動かすエネルギー源は、感動。(他にもあると思いますが…)
魂の送るエネルギーは、体も心もすべてを包み込み、護る働きと導く働きをしていると考えてくださいね。
では、人としての生を終えた後、
魂が肉体(ヨット)を離れた後は、どうなっていくのでしょう…
肉体が滅び、人間界(地球)を離れた魂は、
本来、その魂が発生した星(場)に還っていきます。
けれど、後悔や強い未練等があって、地球に転生することを望む場合、
魂が生まれた場(御魂の星)に戻ることをせず、地球に近しい場に移動し、
再び、地球に生まれるその時まで、魂の行を積みながら待っているのです。
(俗に、天国とか地獄とか…六道輪廻と言われています。それだけではありませんが…イメージとしてわかりやすいので、このサイト内では、その言葉を使って説明していきます。)
どんな人でも、亡くなった後しばらくの間は、この地球上にいて、
思い出の場所や大切な人たちのところへ、自由に動いていられるものなのです。
ある一定の時間(仏教では四十九日)が経つと、魂が次の場へ移動するために、
それぞれの行き先の船の乗り場にいきます。
(そんなイメージということで想像してみてね。)
乗り場わかんない😭💦💦っということはありません。
誰かしら(先に亡くなった親しい存在だったり、天使だったり、神さまだったり…)が、
迎えに来てくれているので、一緒に連れて行ってくれます。
魂は、美しい調べと潮の流れに乗って、光に溢れる場へと導かれていきます。
ではでは、幽霊や怨霊、浮遊霊、地縛霊などと言われるものは、
一体どうなっちゃってるのでしょう?
大抵の場合、魂が迷子になっている状態です。
そのようになってしまった方は、強い怒りや恨み、無念など、負の感情にがんじがらめになったままの心で亡くなってしまっている場合がほとんど。
なので、周りを見渡すことができなくなっていて、
自分の状況を冷静に見つめることができません。
ずっとその場を動かない(気持ちとして動けない)でいるのです。
真っ暗い部屋の中、耳を塞いで引きこもってるみたいなものです。
なので、お迎えの方がいらしてくださっても、気がつかないのです。
トントンと何度ドアをノックしても返事をしない。
真っ暗闇の中、お迎えの方がようやく目の前まできて手を差し伸べてくれても、
恐怖や不信感でいっぱいになっているので、その手を繋ぐことができないのです。
お迎えのチャンスは、何度か訪れます。
お迎え期間に気付きが生まれ、自らの心の闇(病み)を手放し、光を見出だすことができると、手を差し伸べてくれた存在が誰なのかはっきりとわかるので、その手を繋いで、船に乗ることができます。
お迎え期間のチャンスを逃すと、次のお迎えタイミングは、しばらく日が空いてしまいます。
そんなこんなしているうちに、還るタイミングを逸してしまい、その場に残ってしまうのが地縛霊や浮遊霊。
恨みが強くなり過ぎると、その思いが黒い念になり、霊魂が怨霊へと変わっていってしまいます。
怨念が強いと、その場が磁場となり、そこに様々な負のエネルギーが集まってきます。
「なんかここ通りたくないな…」「この場所気持ち良くない」と直感的に思ったら、
そういう磁場になってしまっている場だということですので、その直感は大事にしてくださいね。
話は少し前に戻りますが…
魂は、次の場へ移動するために地球を離れていくわけなのですが、
人として生きた間の思いが、いきなりこの世からなくなってしまうわけではありません。
肉体の一部であった骨がこの世界に残っているので、この世界にもまだ命の記憶が残っています。
その命の記憶が、思念としてこの世に顕れることがあります。
それが幽霊といわれるような姿として見える時があったり、夢などで思いを告げてくることもあるのです。
思念ですので、人の心の動きと同じように、美しく光輝くものだけで満たされている時もあれば、悲しみや切なさに揺れている時もあります。
いずれ魂が光に満ち溢れた状態に戻り、己の役割や魂としての生きる道を取り戻し、
ある程度のミッションをこなした後には、自らがこの地球に残した思念を昇華させにやってきます。
思念が昇華されると、悲しみや切なさの記憶も美しい光に変わっていきます。
そうなると、この世界に遺された人の心に残る悲しみや痛みも少しずつ癒えていき、
楽しい思い出、美しい思い出だけが心に残っていくようになっていくのです。