しあわせこころのつくり方

心と魂の幸せのために

自分へも優しさを届けてあげようね

人間はどうしたって他者との関係性の中で、

自分という人間像を作りあげていく生き物です。

自分の身近に、
辛い思いを抱えている人がいれば、

どうにかしてあげたいという思いが生まれます。

 

その思いは優しさから発するものですが、

私が何とかしてあげなければ…という

強い思いの果てに、

相手をコントロールしようとしたり、

逆に、相手に合わせ過ぎてしまったりなど、

行き過ぎてしまうことも起こりがちです。

 

優しさや思いやりからの行動であったとしても、

自己犠牲の上に成り立っていたり、

自分自身の本来の在り方や、

魂の願いとかけ離れている場合、
自分自身が苦しむ結果に繋がる場合もあります。

 

 

相手が思うように気付いてくれなかったり、

相手が変わってくれないことに対して、
嘆き、悲しみ、落胆してしまうこともあるでしょう。

それを繰り返していくうちに、

自身が疲弊してしまうこともありますよね。

時に、

怒りの感情が爆発してしまうことすらあって、
そんな自分を嫌いになったりもするものです。

 

 

 

どんなに身近な存在であっても、

たとえそれが大切に育てた子どもであっても、

自分ではない存在です。

他者の人生を思い通りにできるはずもないと

しっかりと知っておく必要があると、私は思っています。

良かれと思ってやったことであっても、

それはやった側の理屈であって、

相手が望んでいたかどうかはわかりませんしね。

 

 

一人一人に生まれてきた課題があり、

そのテーマを自分なりに引き寄せて、

学んでいる途中であることを、

心のどこかに残しておいてください。

 

相手が幼い子どもであるならともかく、

そうでないなら、

まずは自分自身を調えることを

念頭に置いて、行動なさってみてください。

そして、その次に他の人という順番です。

自分の土台が揺れてしまうのに、

誰かのことを何とかしようとすると、

共倒れになってしまうことが多いものです。

 

自分を完璧に調えるなんて、

一生のテーマだと思いますので、

ちゃんと調えてからやりなさいと

言っているわけではありませんよ。

自分のことを疎かにしないことの大切さを

今一度、心に留めておいていただけきたいな…と思っているのです。

 

優しい人ほど、

自分のことは後回しになってしまいますからね。

 

頑張ることが悪いわけではありませんが、

『過ぎたるは及ばざるが如し』です。

 

 

愚痴や文句や

世の中の理不尽さに

引っ張られ、

巻き込まれてしまわぬように。

 

自分のための『優しい時間』をつくることを

忘れずに、

自分へも優しさを届けて差し上げてくださいね🍀

 

 

 

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