しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

こころつれづれ

その人の人生を想う

その人が生きてきた背景を想う

 

その人が

「この人」になってきた過程に

思いを馳せた時

 

果たして

その人を責める心が

浮かんでくるものだろうか

 

 

誰の人生にも

深い痛みや悲しみがあるだろう

その痛みや悲しみに甲乙があるだろうか

 

「私はもっと辛い体験をしてきた」と

言葉にする人がいる

そうなのかもしれない…

けれど

あなたは

その人の環境に生き

その人の日々を生きたのだろうか

 

 

 

誰もが

その人の人生の中にある

痛みを受けとめ

課題を生きる

 

それだけで充分に

素晴らしいことではないだろうか

 

 

……

 

深い痛みに触れる度

胸の痛みに涙する

その痛みが少しでも

和らぎやしないかと

 

私が受けとめてきた痛みと

私が受けとらせていただいた癒しが

せめてその痛みを

少しでも軽くすることができやしないかと

 

 

どれほどのこともできないけれど

それでも

「気持ちが軽くなった」と

言ってもらえるならば

ここに私が生きる意味もあるのだろう

 

 

「早く迎えに来てほしい」と

涙する近しい人を前に

今 私のできる精一杯のことを

手渡していく

 

 

神仏からの深き慈悲と慈愛が

私を育ててくれたから

その慈悲と愛を

そのままに手渡していける日まで

 

神への感謝とともに

 

 

 

〜〜〜〜〜

 

 

 

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