しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

生まれる日を選んで

【ある助産師さんのお話】という記事を、

FBなどのSNSで読んだことがある方もいらっしゃるかもしれません。


その記事に書かれてあったことは、30年近く前、助産師さんとの繋がりがとても多かったバースセラピストをしている姉から聞いた話と同じでした。

 

この話を聞いた時、

「自分の魂が、この時代、この世界を選んで生まれてきた」と、神様方から聞いていたメッセージに納得がいったような記憶があります。

(当時は、自分自身に降りてくるメッセージを信じきれなかったのです。私自身が自分のことを好きじゃなかったから、こんな私になんで神様が降りてくるのか、それは真実なのか、疑問でした…😅)

 

 

一昨日、1月30日が母の一周忌で、

久しぶりに実家にいき、

母の部屋であった仏壇のある和室で、

姉家族とみんなで食事をしました。

 

昨年は、母が逝き、姪に女の子が誕生し、

命のバトンが繋がれた年でした。

 

久しぶりに多忙すぎる姉と話をしていて、

ふと、昔、姉から聞いたこの話を思い出し、

このブログに書こうと思っていた矢先に、

FBで同じことが書かれている記事に出会いました。

 

すごいタイミングだな〜と、嬉しい驚きをもらったので、そのまま記事を転載させていただきます。

 

 

【ある助産師さんの話】


赤ちゃんを産むとき、陣痛というものがある。
陣痛は、初産で約24時間
2人目以降で約12時間続くものらしい。

妊婦さんの中には
この陣痛がとても苦しいので、
「産む側は大変、赤ちゃんは生まれてくる側でいいなぁ」 
と言う方もいるらしい。


 
しかし、助産師さんは
これは大きな勘違いだと言う。


 
赤ちゃんの方が
妊婦さんの何倍も苦しいのだと。
 

実は、子宮は筋肉であり
これが収縮したり緩んだりするのが、
陣痛の正体らしい。
陣痛が始まり、子宮が収縮すると
赤ちゃんは首のところを思い切り締め付けられ
へその尾からの酸素が途絶え、
息ができなくなるそうだ。
 


子宮の収縮は約1分間。
その間思い切り首を締められ、息ができない。
1分たてばまた子宮はゆるむが
また陣痛が来れば1分、息ができなくなる。
 しかも陣痛の間隔はだんだん狭くなる。
 
この陣痛に耐えられなければ
赤ちゃんは死ぬ。まさに命懸けだ。
だからこそ、赤ちゃんは慎重なのだという。
 
実は、陣痛がおこるためには 
陣痛をおこすホルモンが必要らしいのだが
このホルモンを出しているのは 
お母さんではなく、なんと赤ちゃん自身。
赤ちゃんはとても賢く、自分自身で自分が
今陣痛に耐えられる体かを判断する。
 
そして、一番いいタイミングで
自分の生まれてくる日を選ぶ。
 
(そう考えると、自分の誕生日も、
自分が選んだ日なんだと思えた)
 
また、急に激しい陣痛を起こせば命が危いので
最初は陣痛を起こすホルモンを少ししか出さず
様子を見てホルモンの量を調整するらしい。
 
赤ちゃんの中には、予定日を過ぎても
なかなか生まれてこない赤ちゃんもいる。
 
途中で陣痛を止める赤ちゃんもいる。
そういう赤ちゃんを
「うちの子はノンビリしてる」
なんていうお母さんもいるけど、
そのとき赤ちゃんは必死なんだという。
 
生まれて来ないのは、赤ちゃんが
「今の体では陣痛に耐えられず死んでしまう」
と判断しているからだそうだ。
 
赤ちゃんはみんな、自分で判断して
自分の意志で生まれてくる。
 
「生まれたくて生まれたんじゃない」
なんて人はいない。
 
すべての赤ちゃんは、
その日を自ら選んで生まれてくる。
 
生きるか死ぬかの狭間の中、
あの小さな体で必死に生きようと頑張っている。
 
子供を授かることもそうですが、
出産は母親にとっても赤ちゃんにとっても
すべてが奇跡の連続なんだと。
 


あなたの誕生日も、
あなたが命を懸けて、選んだ日なのです。
 
そう考えると、自分の誕生日が
本当に特別な日なのだと、
改めて実感できるのではないでしょうか。

 

 

〜〜〜〜〜

 

姉は、バースセラピストという肩書きで、

この世に生まれてくる命と、

あちらに還る命の伴走者のようなことをしています。

「いのちのバトン」「さよならの先」など、

何冊もの著書を出版しているので、

知っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

樹木希林さんの最期に寄り添い続けたセラピストということで、テレビ番組にも取り上げられていました。

 

2月末に、新しい著書を出版することになったそうです。

 

【ご紹介】​
『エールは消えない-いのちをめぐる5つの物語-』志村 季世恵/著(婦人之友社

※ 詳細はこちら~予約受付中です。
https://amzn.to/3GDHN6T

 

 

帯の樹木希林さんのメッセージは、樹木さんより「あなたはこれからももっと本を書くでしょうから、先に帯を書いておきますね」と生前に頂いたものだそうです。 

 

■ 下記、サイトより内容紹介

誰もが経験する肉親や親しい人との別れ。
バースセラピストとして多くの人の誕生や死にかかわってきた著者にとっても、自身の母を見送ることは「心にぽっかりと穴」が空くような特別な経験でした。その、ぽっかりと空いた穴を埋めるものは何だったのでしょうか。
「大丈夫、きっと乗り越えられるよ、信じてごらん」というお母さんの言葉が、その後の著者を支えたと言います。

また、長年家族ぐるみで親しくし、その晩年に寄り添った俳優の樹木希林さんからも、同じことを言われました。
「大丈夫、私も協力するよ。そして応援する」。
間もなくこの世から旅立とうとしていることを知りながら、希林さんは強い意志で応援してくれたのです。

著者は綴ります。
「人がこの世を去ってからも、応援(エール)の思いはずっと生き残る。決して消えたりしない。まるでお守りみたいに」。

本書は、著者が見送った87歳の母のこと、最期を共に過ごした樹木希林さんのこと、自殺した娘の子どもを育てたお母さん、両親をなくし伯父伯母に引き取られた姉妹と、見守るおばあちゃん、子育て中の盲目のお母さんなど、5つの多様な家族の物語と、めぐるいのちを描いた珠玉のエッセイ集です。
巻末には、内田也哉子さんとの対談「母をおくる」も収録。 

 

■ 志村 季世恵のサイト
https://www.kiyoe-s.com/

Facebookページ「さよならの先」
https://www.facebook.com/sayonaranosaki

 

■ 3月には出版記念講演会やイベントがあるそうです。

1)出版記念講演会&サイン会
・主催:婦人之友社
・2023年3月1日(水)14:00~15:30
・会場:自由学園明日館 講堂(東京都豊島区)
https://www.fujinnotomo.co.jp/news/20230301_shimura/

 

2)新刊「エールは消えない」出版記念イベント
・主催:Gift of Love
(志村季世恵が特別アドバイザー、本間正人さんが顧問を務められています)
・2023年3月12日(日)13:30~16:30
・会場:明治神宮前駅近く(オンラインもあります)
https://www.giftoflove.global/

 


『いのちのバトン』『さよならの先』(講談社文庫)から約10年ぶりの執筆となります。

 

ご興味をお持ちいただけましたら、

お手元にお迎えくださいますと幸いです。

 

 

『エールは消えない -いのちをめぐる5つの物語』-婦人之友社 (2023/2/27)

志村季世恵著

 

🔻ご予約は、こちらから

https://amzn.to/3GDHN6T

3月初旬にお手元に届きます。

 

 

f:id:nekota-nekokichi:20230201125204j:image

 


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