曹洞宗の禅寺の門柱や玄関先に
『立春大吉』のお札が貼られているのを見かけたことがありますか?
たまに、ご自宅に貼っていらっしゃるのをお見受けすることがありますが、そのほとんどは曹洞宗のお檀家さんで、一般には販売していないのだそうです。
さて、【立春大吉札】にどのような意味があるのか少しご説明しますね。
「立春大吉」を縦に書くと左右対称になり、
紙の裏から見ても表から見ても「立春大吉」と読むことが出来ますね。
この【立春大吉】と書かれたお札を門や玄関などに貼っておくと、仮に、鬼が入ってきても、このお札のおかげで「この家には入ってなかったっけ?」と勘違いをして、家の中に入り込むことなく、逆に出て行ってしまうという効果があるのだそうです。
裏から読んでも表から読んでも同じ【立春大吉】で鬼を混乱させ、出て行かせることによって1年を平穏無事に過ごすことができるというわけですね。
わが家では、出雲大社相模分祀にて配布されているお札を玄関入ったところに貼り付けますが、お札をいただきに伺えなかった年は、自作しております。自分で作った方が、思いを込めることが出来、効力があるとも言われています。
毎年、立春前までに、浄化のお香を聞きながら、お札をつくる講座を開催しておりますが、今年は、初めてオンラインで行いました。
オンラインだと、みなさんにお香を振る舞うことや、湧水で淹れたお茶や珈琲のおもてなしをすることができないので残念です。
来年は、また、みんなで集まって作れるような世の中になっているといいですね。
だいぶ先の話にはなりますが、来年の1月、また、お札つくりを行いますので、やってみたい!と思われる方は、1月に入ったらチェックしてみてくださいね。
写真は、今年作ったお札です。
清々しい青空のように生きられたらいいな…の想いを込めて、台紙は青空のイメージで選びました。
#立春
#立春大吉
#立春大吉札