私事ですが、現在、わが家には、
17歳、14歳、11歳の3匹の猫がいます。
最近でこそ、20歳まで生きる子たちを目にする機会は増えましたが、
一般的には、11歳を超える子はシニア期に入っています。
うちの子は、見た目が若く、甘えん坊で、
17歳のみゅう太は、小学5年生くらい
14歳のちびにゃんは、小学2年生くらい
11歳のそとのすけは、永遠の3歳児です。
三人兄弟の末っ子は、ほんっと〜に末っ子の性格をしているし、真ん中のちびにゃんは、真ん中の子の性格をしています。
今は長男のみゅう太くんですが、
以前は、この子の上に、お世話係を担ってくれるぴい太くんという長男猫がいたので、
みゅう太は、長男気質は持っていません。
ぴい太お兄ちゃんが大好きで、ぴい太に甘えていたので、私たちに甘えることは、あまりしませんでした。
それでも、ぴい太が亡くなって14年も経ち、
弟たちが増えちゃったので、仕方なく、お兄ちゃん業をしてくれる時もありました。
たいがい、外に出て、他の猫と喧嘩をしていると加勢に入って、弟たちを守るという役割です。
(田舎の山の方に住んでいたので、猫が外に出歩くことに寛容なのです)
ロシアンブルーだというのに…
お父さんお母さんチャンピオン猫だというのに…
みゅうくんは、喧嘩っ早いギザ耳猫になってしまいました💦
こんなマッチョなロシアンブルーなんて、世界に1匹しかいないでしょう。。。
そんなみゅう太くんも、今月に入ってから、
ちょっと様子がおかしくて、獣医さんに連れて行ったら、腎不全と糖尿病の診断がつき、
毎日、インスリンを打っています。血糖値が安定せず、ドキドキハラハラしていますが、
本人(猫)は、「ちょっとだる〜い」とかそんな感じです。
馬尾症候群もあるので、最近では歩く姿もヨチヨチしています。痛みがあるはずなのですが、
それでも、階段の昇り降りもするし、中庭に出ていくこともあります。
甘えることのなかった子が、とにかく甘えん坊になり、ずっと私の手を握りしめたり、顔を触ったりしてきます。
猫は人間の四倍のスピードで生きているということですから、(猫は生まれて1年で20歳。その後、1年で4歳、年を重ねます)
17歳半になりましたので、今の年齢は、86歳くらいでしょう。
ぴい太くんは、18歳3ヶ月でこの世を旅立ちましたので、みゅうくんがどんなに長生きしてくれたとしても、そんなに長くはないでしょう。
あと3年は一緒にいたいけどね。。。
それでも、3年なんて、あっという間。
考えないようにしてきていましたが、
当たり前にやってくる時が近付いてきたということです。
当然、私だって、この世を去る時はくるので、
悲嘆にくれることはありませんが、
小さな子たちが、辛そうにしている姿を見るのはしのびなく胸が痛みますし、もう、この姿を見られないのか、このモフモフに触れることはないのか…そう思うと、涙が溢れてきます。
別れの時のことを先に考えるのは、辛いだけでしかないのに、頭によぎってしまうのは、その時が訪れた時に、少しでも受けとめられる自分を作っておくための脳のシュミレーションなのだと言われます。
それでも、どんなにわかっていたって、
別れの悲しみや辛さ、後悔は、どうにもなるものではありません。
もっとこうしておけばよかった…
あの時こうしていれば…
考えても仕方のないことが浮かんでくることは、
私にだってあるのです。
そう、あちらの世界のことがわかっていても、
それこそ、魂になって、その姿で顕われてくれたとしても…
そんな思いが浮かんでくるものなんです。
②に続きます
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