先日行った研鑚会にて、
自分の弱点というテーマでお話をするワークを行いました。
弱点と言われた時、短所をお話される方が多かったのですが、弱点と短所って似ているようで、ちょっと違うのです。
ネットで調べてみると…
【弱点とは、不十分であったり、対象が苦手とする事、またはうしろめたいと思っている事等である。そこを突いてやれば、簡単に倒せたり潰れたり崩せてしまえる様な弱い所を指す。
直接的な反対語は無く、強み、武器、特長等で代用する。「短所」とは違い、別に悪い訳では無いものも多い。
短所とは、劣っていたり、足りていない所といった、人の性格の直すべき悪い所の事である。反対語は良い所を意味する「長所」。】
なんて感じで書かれてありました。
ちなみに短所について…個人的には、短所はひっくり返すと長所になるものでもあると思っているので、性格の直すべき悪いところとは思っていませんけどね。。。
話を元に戻すと…
自分の弱点というものを知っておくことは、
自分自身を調えるために大切なポイントになるものだと私は思っています。
弱味を知り、その弱点をオープンにするならば、つけ込まれることは、ほとんどないと言って等しいでしょう。
誰しも弱点は持っていますので、
恥ずかしいことでもないのです。
「恥ずかしい」と思うから隠したくなる。
見られたくないような過去の出来事やダメな自分も、自分から話してしまえば、その人の「経験談」でしかありません。
その経験談こそが、今まさに困っている人の救いになることすらあるのです。
弱点を克服するために頑張るのでなく、
弱点をマネジメントしていくことの方が、
自分自身の扱い方も楽になっていくと思います。
…もちろん克服したい人は克服するために頑張っていいですけれどね。
他人様にご迷惑をかけるような行為はNGですから、
自分の弱点がとんでもないくらいにご迷惑をかけてしまうようなものなら直す努力は必要でしょう。
でも、頑張っても直らないよ〜というものなら、
自分から「すみません。私、ここが弱点なんです。お力貸してください。」って、素直に伝えてお願いする。
その方がずっと円滑な関係性が作れます。