10月 神無月
神様会議のため、全国の神様方が、出雲に集まるため、神無月と呼ばれるようになったというのは、よく聞く話ですね。
出雲では、神在月(かみありづき)”と呼ばれていることを、ご存知の方もいらっしゃることと思います。
この月の他の呼び名としては、
各地で新米が出回るため、新米で酒を醸すために醸成月(かみなしづき)という説、
雷が鳴らなくなる季節なので、雷無月(かみなしづき)という説、
10より上の数はないことから上無月(かみなしづき)という説、
神を祭る月という意味で「神な月」とか…諸説あるのだそうですよ。
呼び名はともかく…
そもそも、本当にこの月は神様方はお社にいらっしゃらないの⁉️ということですが…
以前、かれこれ30年近くも前の話になりますが…
アマテラスの波動を持たれる女神様が、
おいでになっていらした時のお話では、
神無月には神の社に神はおらぬゆえに、
この時期に神社へのお詣りは控えるようにとお伝えいただいたことがございます。
さらに、その後も、オオクニヌシの神のお使えとしていらした白うさぎちゃん🐇や、他にも数名の神さまが、神無月には神は社におらぬ…と話されておられ、また、「旧暦十の月は、出雲へ参るとよろしかろう」と、オオクニヌシの神さまにお話をいただいたことがございます。
今の暦は、太陽暦になっていますので、どうやら10月だから神無月=神様がいない…というわけではないようです。
そして、出雲に全国の神様が一斉に集まると言われていますが、そういうわけでもないようなのですよ。
その年によっても違うようですし、
また、属する神族によっても集う会議場が違うのですって。
この手の話は、文章で書くよりもお話した方がわかりやすいし、楽しいかもしれませんね。
…何が伝えたかったのかというと、
簡単に言えば、日本の神様は旧暦(月の満ち欠け、太陰暦)により、事を行っていらっしゃるということ。
そして、旧暦の上での神無月には、
お神社へのお詣りは控え、もし、どちらかへ伺いたいと思われる時には、
寺院へとお参りに行ってくださいね…ということをお伝えしたかったのです。
2022年旧暦の神無月は、
10月25日から11月23日までとなります。