しあわせこころのつくり方

心と魂の癒しのために

ご報告(署名活動のその後)

6月10日の記事で、皆様にお願いをいたしました件でご報告です。

 

宮城県蔵王界隈に建てられる計画が上がっていた、関西電力風力発電は、

たくさんの方々のお力添えにより中止となったようです。

このブログをご覧くださった方の中にも、署名にご協力くださった方が大勢いらっしゃいました。

 

心より、感謝申し上げます。

 

以下は、風力発電計画を阻止すべく中心となって活動された山形・高畠町にある

お寺(明学院)ご住職が書かれたものです。

新聞記事とともに、シェアさせていただきます

 

↓以下

 

国が決めた事は変えられない
町が決めた事は変えられない
だから何言っても無駄
そう思ってる人は多い

あの時私や蔵王の活動チームが訪れた七ヶ宿町、川崎町の役場にも意見書が
ほぼ入って無かった事は
つまりはその象徴だと思う

風力の意見書集めには
色々意見は頂きました
やり方の問題とか
私自身もいっぱい抱えながら
活動したのですが

とにかく数日の時間しか無かったので
あの時にやれる事をやるしか無かった
多少の失敗は仕方のない事
それぞれただ必死でスピード優先でしたし
国がそういう時間的余裕の無いガイドラインをひいてるのだから仕方のないことだったと考えてます

私はメディアが発達した1番の弊害は
人が情報を眺めるだけになってしまい
さもそれで考えて行動したように錯覚させてしまう事だと思っている

そして大衆は難しそうな問題に対して
己で考えて行動することが出来なくなってしまった
考えても何かしら行動しなければ意味がないのにね

そして意見が国まであがらないシステムが出来上がった
誰がという訳でなく世界的にね

もちろん中心で動く人は
己の時間を削る程動くけど
みんなの力を合わせれば変わる
今はそういう時代に変わったんだ
そう感じることが出来たのは
今回の風力問題の1番の成果だったかもしれません

絶望したり
傍観者にならず
一人一人が少しでも動けば
物事は変えられる

逆に言えば
自分の好きなように
国も町も変えられる時代

投票も大事だけど

何より大事なのは
身近なところで一人一人が
自然や周りの人
子孫のことを考え

己や周りの人と行政の人の力を信じ
動く事だと思います

悪い人は居ない
世の中を悪くするのは無意識と無関心と無行動

合掌

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